柳田、キャリアハイへ「限界突破」 上半身筋トレ+初食事制限で

西日本スポーツ

■グアム自主トレ打ち上げ

 【グアム森 淳】超人改め「超鉄人」-。福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(28)が13日、真砂勇介外野手(22)、黒瀬健太内野手(19)らと行ってきたグアム自主トレを打ち上げた。「限界突破」をテーマに未着手だった上半身の筋トレと、人生初の食事制限に挑戦。過去2年はシーズン終盤に離脱したが、肉体改造による故障防止で全試合出場と、キャリアハイの打撃成績を目標に掲げた。

■故障にサヨナラ

 酷暑で裸の上半身はよく焼けてもいるが、彫りが深い。体重93・6キロに大きな変動はないが「去年より随分、絞れてると思います」が柳田の実感だ。「考えてるのは体を強くすることだけ。普通にやってても普通の結果しか出ない。限界突破しようと」。2本柱で肉体改造に取り組んできた。

 (1)上半身強化 「筋トレ、特に上半身。重点的にやってます」。驚くべきことに、これまで「ほぼしてなかった」と言う。一昨年11月に右肘クリーニング手術を受け、昨秋も痛めて高い負荷をかけられなかった面もあるが「体、くっそ硬いんで。筋肉つけたらもっと肩、回らんくなるかな思うた」が理由だった。

 「でも肘も痛めたし、周りの筋肉も弱いかな思うて。トレーニングせんと変わらんかなと。ケガ防止もある。(打球を)飛ばしたいとかじゃない」。ベンチプレスは20キロで始め、現在60キロ。一方の下半身はもっぱらランニングメニューで強化し「体は強くなってると思います」と自負した。

 (2)食事制限 「初めてした。最初はおいしかったけど、最後らへん…ホンマに見たくなかった。特に鶏肉、ゆで卵。朝、寝起きにゆで卵、白身だけ8個っすよ。マジきつい」。糸井(阪神)と、同じ場所で練習する松田が契約する下山英明トレーナー(35)の監修で高タンパク、低脂肪、低糖質の特別食を取る。

 朝食はゆで卵に野菜、果物、少しの炭水化物。昼食は鶏胸肉3枚ののったシーザーサラダ。夕食はまた鶏肉やマグロ、イカ、サーモンなど。節酒もした。食事後にプロテインも摂取し、成人男性に必要なタンパク質の約4倍を摂取する。この日の昼、知人に差し入れられたスパムおむすびが「来た日の夜に食べたチャーハン以来」の米だった。

 おかげで「体調はすごくいい。早く起きて、ゆで卵地獄へ行って…。今んとこ充実。こっからが大事」。手術明けでリハビリを並行した昨年とはひと味違う。目標は日本一と、個人のキャリアハイ。「ケガせんかったら結果は出ると信じてる。今までの数字は超えたい。打率と…出塁率も無理やな。それ以外」と笑った。

 当地でキャッチボールを解禁済みで、塁間程度で継続し「そんなバンバン投げてないけど、今は全然問題ない。順調」。ティー打撃で強振を見せ「絶好調」と強調した。WBC日本代表への意欲もあるが「あんまり考えてない。今やれることだけ」と集中している。きょう14日に帰国し、母校・広島経済大で仕上げる。

=2017/01/14付 西日本スポーツ=

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