松田ツー打法でワンダホー! 30発&100打点へ

西日本スポーツ

【グアム森 淳】「ワンダホー」イヤーの秘策だ! 福岡ソフトバンクの松田宣浩内野手(33)が14日、古沢勝吾内野手(20)らとのグアム自主トレを公開し、世界一&日本一への2打法(ツーダホー)計画を明かした。打席での足幅が広いものと狭いものの両タイプを基本型とし、感覚に応じて使い分けることでスランプ期間をなくしたい考えだ。日本代表として3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝と、ホークスでの日本一、個人ではシーズン30発&100打点クリアを誓った。

■「気分転換にも…」

 強烈な日差しの下、松田が液晶画面に目を凝らす。ティー打撃の様子を、選手から転身したばかりの金子広報にスマホで撮ってもらい、取材カメラマンにも頼んで画像も確認した。打席での足幅を「広」「狭」の2パターン用意。この日は狭い方を試し、今年初めてロングティーも行った。

 「一つの型にはめるより、二つぐらい持っとったらいいかなと。一つでやると打てなくなったとき、抜け道がない。状態に応じ、でしょうね。練習で確認して今日はこうだな、と」

 足幅だけでなく、バットを構える位置、重心の高さなどあの手この手が日常茶飯事。型がないのが特徴で、打ちだすと止まらない半面、一度迷うとスランプに陥りやすかった。「普通は一つに固めろと言うけどね。経験とやってきたことを踏まえると二つあった方がプラス」と、ダブルスタンダードの考えに至った。

 肩幅ぐらいのスタンスと、倍ほどの広いスタンス。「(広いと)シンプルに打ちにいける。体の動きが少なくなる。(狭めれば)体全体で打ちにいける」。広い方がベースながら「143試合あるんで」と、体調面の変化に応じた使い分けができれば理想的だという。「二つ用意しとけば、143試合、キレイに戦えるかな」と青写真を描く。

 「気分転換にもなる」と口にするあたり、理論的というよりは感覚的だ。WBC日本代表として、世界一奪還に挑む。修正に時間をかけにくい短期決戦。「だから、何個も(型を)持っていた方がいい」との狙いもある。「WBCの記事を見ることが多くなった。もういよいよだなと。心と体の準備をして、本番に臨む」。キャッチボールもWBC公認球を使っている。

■体重4キロ絞り86キロ

 酷暑下のランニングや強化運動。感覚派の松田の言葉を借りると「体の芯から汗をかく」。また、柳田と同様にタンパク質重視で食事制限しており、体重は昨年同時期の90キロから86キロに絞った。「今年は走ってても楽。去年は重かったし、ボテッとしてた感じがある。キレの悪さにつながった面もあるかな。今ぐらいがいい」。同じ敷地でトレーニングに励んでいた柳田や糸井(阪神)の姿に「アスリート力がすごい。スポーツマンとして超一流」と目の肥やしにもなっていた。

 世界一と日本一に2年ぶりの30発、自身初の100打点が今年の4大目標だ。「最高の一年にしたい。僕もドラゴンボール世代。超(スーパー)サイヤ人ならぬ超(スーパー)熱男でいきたい」。一方的にまくしたてると、報道陣に向かって「かめはめ波~!!」とやりだした。超が付くハイテンション、自身への期待感の表れ…なのだろう。

=2017/01/15付 西日本スポーツ=

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ