今宮、侍ジャパン断念へ 手術明け右肘不安

西日本スポーツ

 WBC日本代表の最後のメンバーとして選出有力とみられた福岡ソフトバンクの今宮健太内野手(25)が25日、招集された場合でも出場が微妙であることを明かした。自主トレ中の大谷球場(北九州市)で取材に応じ、昨年10月に手術を受けた右肘の状態を説明。WBC開幕の3月上旬時点で「試合でどのぐらい投げられるか分からない」などと話した。今宮の招集が難しくなったことで、広島・田中広輔内野手(27)の選出が濃厚となった。

 急きょのWBC日本代表入りも有力視された今宮ながら、昨年10月末に右肘関節内の遊離体摘出(クリーニング)手術を受け、現在もリハビリ過程にある。牧原や育成の曽根らと自主トレを行う大谷球場で取材に応じ「リハビリは順調だと思います」としつつ、WBCが開幕する3月上旬時点の見通しについては「ゲームでどのぐらい投げられるかは分からない」と慎重に言葉を選んだ。

 日本代表は昨年末に19人が先行発表され、今月24日に8人が追加された。ただ選出が確実視された中島(日本ハム)がメンバー外。状態が万全でなく辞退したとみられる。現状では遊撃での出場が予想される坂本(巨人)のバックアップが手薄。ホークスの先輩でもある小久保監督の下で侍ジャパンの常連となり、昨季まで遊撃手で4年連続ゴールデングラブ賞の今宮が、最後の28人目に入る可能性が浮上していた。

 もっとも手術明けの今宮の現状を踏まえると、所属するソフトバンク球団としても、招集となっても派遣に積極的になれない部分もありそうだ。今宮、球団とも侍ジャパン側からの打診の有無については言及せず、今宮は「何か発表されたわけでもないですし、僕からお話しできることがない」と言うのみだった。

 この日は球団トレーナーとの協議で1月中の最長と想定していた、約70メートルの距離でキャッチボール。三塁側ファウルゾーンでノックを受け、一塁ベースまで「8割ぐらいの力」で送球したが「確認のため」だと言う。「やっぱり張りも出るし、次の日の状態を確認して、その繰り返しです」。右肘関節の可動域は徐々に広がり、ようやく右手で右肩に触れる程度。今後も徐々に段階を踏んでいく。

 ロングティーやフリー打撃では、患部の不安を感じている様子はなく「スイングは問題ない」と言う。北九州での自主トレはあす27日までの予定。2月1日から始まるソフトバンクの宮崎春季キャンプへ「今やれることをしっかりやっていきたい」と集中していた。

=2017/01/26付 西日本スポーツ=

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