火の球、石川柊太 注目の大学後輩に負けん!平成29年主役はオレ!!

西日本スポーツ

 ヒットマンがきりきり舞い!? プロ4年目で初めてA組スタートの石川柊太投手(25)が7日、フリー打撃に今キャンプ初登板し、最多安打経験者コンビを苦しめた。長谷川勇には24球を投げてファウル9度。23球を投げた中村晃からは見逃しストライクを2度奪い、ファウルで左手をしびれさせる場面もあった。創価大の3年後輩、ドラ1ルーキー田中正義投手(22)に負けじと、1軍デビューを目指して自己PRだ。

 1軍登板ゼロの右腕石川が、実績十分の2人の胸を借りた。午後のフリー打撃。最初の相手は長谷川勇だった。直球のみ。「質のいい球」を心掛けた。

 2013年の最多198安打男は高めを続けてファウル。「彼(石川)の一番いい所が(自分にとって)嫌な高さなので」と高めに威力を感じた。まだ打者は生きた球に目が慣れていない。とはいえ、実績に雲泥の差があるのも事実だ。

 続いて14年に最多176安打の中村晃。膝元で見逃しストライクを二つ取られて「手が出なかった。外角はシュート回転してたけど、内角は良かった」と明かす。右翼へ詰まったファウルを放った直後には左手をブラブラ。捕手の甲斐に「どんぐらい出てる?」と推定球速を尋ねたら「145(キロ)ぐらいですかね」と返ってきたという。

 「いい高さで投げられた球が何球かあった。指に掛かった球が増えてきた。打者の反応自体も悪くない」と振り返る石川は、育成3年目の昨夏に支配下登録。今季、まずは救援での1軍殴り込みを期す。肩や肘を故障しがちだったが「(キャンプ前に)5、6回ブルペン入りしたし、遠投もした。しっかり投げてきた」と、この春は不安がない。

 「ブルペンより良かった」と評した高村投手コーチは「なぜ良かったか、しっかり理解してくれれば」と継続に期待。3人目の打者牧原に、この日最後の71球目を中堅右に放り込まれた石川は「バテました。力みをなくし、体全体を使って投げたい」と課題を整理した。大学の後輩田中に注目が集まる中での猛アピール。「アイツがやりやすいようにやってくれれば。自分は自分で」。先輩の意地をのぞかせた。 (森 淳)

=2017/02/08付 西日本スポーツ=

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