ホークス初戦は侍ジャパンとガチバトル “開幕”東浜&鉄板継投

西日本スポーツ

工藤監督(左)が見つめる中、投球練習する東浜 拡大

工藤監督(左)が見つめる中、投球練習する東浜

 “開幕”東浜で、侍とガチ勝負! 2月25日の侍ジャパンとの練習試合(宮崎・サンマリン)に、昨季9勝を挙げた5年目の東浜巨投手(26)が先発することが17日、分かった。例年の対外試合初戦は2、3年目の若手が任されることも多いが、工藤公康監督(53)は、2番手以降も1軍経験豊富な投手で継投していく考え。世界一を目指す侍ジャパンへの「後押し」とともに、侍斬りで日本一奪回へ向けた力試しをする。

 3年目だった一昨年もオープニングゲームの先発を任された東浜が、今年も真っさらなマウンドを託される。2年目の2014年にも、東浜は対外試合初戦で2番手として3イニング登板。通例なら、第4クールから始まった紅白戦でも好アピールを見せているさらに下の世代の若手が“開幕”を任されてもおかしくないが、侍ジャパンと相対する今回に関しては話が違う。

 「おのずと絞られる? そりゃあ、コントロールのいいピッチャーしか投げさせられないでしょ」。工藤監督は明言こそ避けたが、ベテラン和田、WBC出場組を除けば、現状“1番手”と言っても過言ではない東浜に先発を託す考えだ。昨季東浜は自己最多の9勝をマーク。激しい競争こそあるが、開幕ローテ入りの可能性も高い。指揮官はその安定感ある右腕だけでなく、2番手以降も岩崎、森、飯田ら1軍登板豊富な20代後半の投手で鉄板継投を行う方針だ。今季初戦は、まさに「ガチモード」で侍と相対する。

 野球界のための「後押し」でもある。工藤監督は今月初めに大谷(日本ハム)がWBC出場辞退を発表した際には、いち早く武田の派遣に全面協力姿勢を示し、スムーズに追加招集が決定。12球団最多7選手の選出で、開幕へ向けて不利な面があるのも否めないが「けがだけはしてほしくないけど、それぞれに思い切り頑張ってほしいと伝えてある。始まったら日本しか応援しないけどね」。侍ジャパンの世界一が、常々心配している子供らの野球人口減少の改善につながるとも信じている。それだけに、日本代表にとっても大事な今年の初実戦で、しっかりとした「敵役」となるつもりだ。

 もちろん「後押し」だけではない。開幕までの対外試合は限られており、18日以降も組まれている紅白戦での結果や内容で、今後の実戦登板の「いす」を巡ってのふるい落としは続く。倉野投手統括コーチも「(25日も)もちろん、そのつもりで投げてもらわないと」。下の世代の突き上げもあるだけに、侍戦の登板も大きな評価の対象となる。「大役」は任されるが、決して今季の1軍入りが確約されているわけではない投手陣にとっても、絶好の力試しとアピールの場。「2・25」は、宮崎の地がこれまで以上に熱くなる。

=2017/02/18付 西日本スポーツ=

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