和田コカ・コーラシート購入 野球の未来へ子ども連れ招待プラン

西日本スポーツ

 和田毅投手(36)が20日、本拠地ヤフオクドームに「和田シート」を設け、ファンを招待することを明かした。一塁側コカ・コーラシートの年間指定4席を購入。野球への興味・関心を増してもらおうと、家族連れを対象に観戦希望者を募る考えだ。フィールドの高さにある人気席は今季刷新され既に完売状態。プラチナチケットで6年ぶりに観戦招待活動を復活させる。

 ■昨季中球団に打診

 一塁側のコカ・コーラシート4席(約260万円)を購入し、ファンの観戦招待に充てる和田は「今、野球をやっている子に楽しんでもらうのはもちろん、やっていない子にも興味を持ってもらえたらうれしい」と思いを語った。チケット入手困難な人気席ながら、今オフはシートの刷新とともに増席が行われ、その中から4席を確保できた。

 フィールド席が設置された2006年から年間指定席を購入し、観戦招待を行っていたが、11年オフに米大リーグへFA移籍。日本球界復帰1年目だった昨季から、活動復活を計画していた。「せっかくなら特別感のある席を」と前回在籍時はなかった、外野フェンス前のホームランテラスに着目。もっともここには年間指定席がなく、その後も検討を続けていた。

 球団によると、フィールド席は発売即日の完売状態だ。設置から11年が経過しファンから十分に認知されたことに加え、刷新があった今季はさらに売れ行き好調。現在、各種プレイガイドでの購入はほぼ不可能という。今回は、和田が昨季中から「何かできないか」と球団に打診していたことで確保できた。

 フィールドと同じ高さにあってフェンスも低く、臨場感が売りの席である分、安全面への配慮が重要だ。未来を担う子どもたちの招待を第一義として「親御さん、保護者の方にも来ていただかないといけない」と、家族連れの招待を想定する。今後は対象や募集方法を詰め、運用を始める。

 ■きょう36歳誕生日

 自身の成績に応じたワクチン寄付や東日本大震災に関連して福島県高野連にマイクロバスを贈るなど福祉活動に熱心な和田は、きょう21日が36歳の誕生日。30代後半、いよいよベテランの域に達し、さまざまな使命感に燃えている。今春初実戦だった19日の紅白戦登板時に、張りを抱えていた左内転筋については「痛めたわけではない。大丈夫だと思う」と軽症を強調。21日に状態を確認した上で、翌22日にブルペン入りしたい考えという。フィールド席の招待者にも勇姿を示すシーズンへ、着実に調整を続けていく。 (森 淳)

=2017/02/21付 西日本スポーツ=

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