小久保JAPAN、0封負け 4安打…2失策…3盗塁許す…

西日本スポーツ

 内川が大事に至らなかったのは不幸中の幸いだが、世界一奪還を目指すチームにとっては今後に不安を残す“船出”となった。1軍経験の浅い選手が多く出場した工藤ホークスを相手に、まさかの零封負け。打線は4安打しか打てず、三塁すら踏めない惨状だった。

 試合後、小久保監督が「きょうはアイツしか目立っていなかった」と振り返ったように、4安打中3本は、山田と二塁の定位置を争う菊池が放ったもの。4番筒香の後ろを打ち、小久保監督が打線のキーマンに挙げる5番中田は、いずれも走者を置いた打席で1併殺打を含む3タコといいところがなかった。

 「(中田は)日本ハムの実戦からまだ安打が出ていないので(WBC本番までの)あと10日で(状態を)上げるでしょ。彼が打たないと話にならない」

 昨年まで小久保ジャパンの4番を張った男の復調に期待を寄せたが、守備でもチームは2失策を喫し、3盗塁も許した。投手陣も4安打で2失点と踏ん張ったが計5四球。WBC公認球への対応に苦しんでいる姿を露呈するなど、多くの課題が浮き彫りとなった。

 「あれだけのファンが来てくれて、試合内容は納得してもらえるものじゃなかった。個々の状態を、限られた時間の中で上げていくしかない」。指揮官の言葉に自然と力がこもった。 (石田泰隆)

 王会長「心配だね…」

 2006年の第1回WBC優勝監督でもある、福岡ソフトバンクの王貞治球団会長が25日、代表チームを激励した。小久保監督と会話をしながら試合前練習を見守り、試合も観戦。「(代表が常設化されてから)十分準備はできていると思う。結果は表と裏。考え過ぎると持てる力を発揮できない。(選手の)持ち味を出していければいいのでは」と小久保監督にエールを送った。また、負傷交代した内川については「心配だね…」と表情を曇らせた。

=2017/02/26付 西日本スポーツ=

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