中田、5番目は俺だ 開幕ローテへ猛アピール

西日本スポーツ

 持ち前の馬力は、プロ13年目でも健在だ。中田が踏ん張った。3回、近藤に同点二塁打を許し、なおも2死二塁。低めに制球したフォークボールで田中賢を一ゴロに仕留めた。予定の3回を1失点でしのぎ、開幕ローテーション入りへしっかりアピールした。

 今春2度目の対外試合登板。2回無失点だった2日のロッテとの練習試合から中4日だった。「思った以上に体が動いてくれた」。登板2日前の投球練習では普段より20~30球ほど少ない39球で切り上げた。計算ずくの調整で、アピール機会を生かした。

 「どこでも、言われたところで投げる。監督やコーチから、使い勝手のいい投手と思ってもらえると登板の機会が増える」。昨年9月下旬には連続して中4日、中5日で登板。2連勝を飾った。

 今回は、登板予定だった1日の2軍と広島との練習試合が雨天中止となったことで、2日から中4日登板となった。「また中4日、中5日でいけ、と言われたら喜んでいく」。2回までは登板前のプラン通り1イニング15球以内で料理。3回に西川に許した二塁内野安打など、張り替えられた人工芝で打球の勢いがそがれることもあらためて確認できた。

 通算88勝右腕は開幕ローテを確約されていない。現時点で和田、バンデンハーク、武田、千賀は決定。工藤監督は「テンポが良かったね」と評価しつつ、こう明言した。「5番目は確定していない。残り二つ、しのぎを削ってもらえたら。内容もしっかり見ながら決めたい」。実戦で結果を出している東浜をはじめ、摂津や松坂らも交えたハイレベルな争奪戦を期待した。 (谷光太郎)

 佐藤投手コーチ(中田について)「去年の後半みたいなイメージ。直球には力があった。先発(枠)多いし、簡単には決まらない。1枠に6人くらいはいる。(決定時期は)20日くらいになるんじゃないか」

=2017/03/08付 西日本スポーツ=

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