摂津3被弾 5回5失点ローテ争い後退

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの摂津正投手(34)が開幕ローテーション争いから大きく後退した。巨人打線に3本塁打を献上。東浜や中田、松坂、大隣らとの競争に身を置きながら、5回5失点と結果を残せなかった。次回登板が濃厚な23日の阪神戦(ヤフオクドーム)が、開幕ローテへのラストチャンスになりそうだ。

 ■6安打4四球

 開幕ローテ争いを抜け出すどころか後退しかねない登板となった。初回2死。マギーを四球で歩かせた摂津が阿部を迎えた。追い込んでからの4球目。外角狙いが甘く入った真っすぐを見逃してもらえず、右中間テラス席へ運ばれた。2回も2死から柿沢に直球を右中間席に放り込まれた。

 「2アウトから四球でホームラン。一番やってはいけないこと。立ち上がりは悪くなかったんだけど」。4回も村田に被弾するなど5回6安打5失点、4与四球。予定の5回を投げきるのに97球を費やしてしまった。

 プレートに置く軸足の位置を昨年までの三塁寄りから一塁寄りに変え、カットボールとシュートを織り交ぜてベースの幅を広く使う投球を目指している。オープン戦初登板だった8日の日本ハム戦では4回無失点。好投の前回から一転して制球は甘く、収穫の乏しい試合になった。

 工藤監督は「ボール自体は悪くない」としながらも「ホームランを打たれるのはコントロールかな。シンカーを振ってくれないと苦しくなる」と分析。「今日と同じだと厳しいけど挽回するチャンスを与えないといけない」として、次回は中7日で23日の阪神戦(ヤフオクドーム)に登板することが決まった。

 東浜や中田など、ライバルはオープン戦でアピールを続けている。「どのボールでカウントを稼いで、どのボールで勝負するか。きょうははっきりしてしまった。もっと工夫をしないと」。通算77勝の意地を次こそマウンドで形にする。 (谷光太郎)

=2017/03/16付 西日本スポーツ=

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