江川30歳必死弾 外野争い若手に負けない!!

西日本スポーツ

 1軍生き残りへ向けて必死なのは、若手だけじゃない。昨年三十路(みそじ)を迎えた江川が、好アピールだ。2回1死一塁。かつての同僚、杉内が投じた外角スライダーをグッと踏み込み、バットの芯で捉えた。打球は左中間席へ着弾。「(バットに)引っ掛かってくれた。結果を残さないと生き残れないんで」。先制2ランを謙遜気味に振り返ったが、背景には強い気持ちがある。

 昨季は終盤にスタメン出場を続けるなどしたが、13年目の今季はキャンプもB組(2軍)スタートで、15日の巨人戦前にようやく1軍に初合流した。その間には上林、真砂らの若手外野陣が台頭。レギュラーどころか1軍入りへ向けての競争も激化する中で、15日は合流即適時打で結果を残した。「キャンプから若手が結果を出していたのは知っていたけど、人を気にしたら自分を見失う」。昨季までの12年間の経験が、江川を自らのスイングだけに集中させている。

 豪快な一発に満足することなく、4回2死一塁での第2打席でも杉内の高め直球を捉える左中間への適時二塁打を放った。「今はまず開幕1軍ということが目標になるけど、すごく激しい競争。とにかく結果を残すしかない」。元来の優しすぎる表情に、今季はこれまでにない鋭さがにじんでいる。 (倉成孝史)

=2017/03/17付 西日本スポーツ=

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