ホークス九鬼 高卒新人7年ぶり2軍開幕スタメン

西日本スポーツ

■黒星発進

 ウエスタン・リーグ5連覇中の福岡ソフトバンクは17日、阪神との開幕戦(タマスタ筑後)に臨み、4-5で逆転負けした。ドラフト3位の九鬼隆平捕手(18)=熊本・秀岳館高=が、高卒新人としては2010年の今宮以来となるウエスタンでの開幕スタメン出場。プロ“初安打&初打点”となる適時三塁打をマークした。

 18歳の若鷹(たか)がオープニングゲームで輝いた。1点を追う5回1死二塁。九鬼が左腕榎田の真っすぐを捉えた。右中間を破ると、足をもつれさせながら三塁を陥れた。公式戦初出場で初安打初打点をマーク。「甘い球だったのでしっかり振り抜けて良かった。足が動いてなかったですけど」と苦笑いを浮かべた。

 「正直びっくりしました」という開幕戦のスタメンだった。高卒新人では今宮以来、7年ぶりの大抜てき。それでも、高校日本代表で4番も務めた九鬼は落ち着いていた。「特別な感じはなかった。いつも通り」。3回の第1打席は空振り三振に倒れたが、5回に早くも見せ場が待っていた。

 この日はDHでの出場。新人合同自主トレから右肩に違和感があり、捕手としての調整は遅れていたが、シートノックに加わるまでに回復した。「ほぼ制限もなくなった。守って出たいという気持ち」。捕手としての本格始動も近い。

 初安打の記念ボールも手にしたが、満足はしていない。「三塁打1本で、(試合で)負けているんじゃ意味がない。最後で打ってこそ本物」。1点を追う9回1死二塁。昨季までホークスに在籍した柳瀬のフォークにバットは空を切った。「(高校とは)緊張感も違う。試合に出て、経験を重ねて、まずは2軍のスタメンを目指す」

 ルーキーの活躍に水上2軍監督は「びっくりした。初球から振っていく積極性がすごい」と目を丸くした。若手を育てながら、V6を狙う戦いも始まった。指揮官は「負けたけど、いい粘りも見せた。いい戦いができると感じている」と断言。若鷹たちが筑後の地で成長を目指す。 (小畑大悟)

=2017/03/18付 西日本スポーツ=

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ