松坂1軍同行決定 緊急降板の右脚は軽傷、開幕ローテ諦めない

西日本スポーツ

 最後まで諦めない! 福岡ソフトバンクの松坂大輔投手(36)が19日、今後も1軍での調整を続けることが決まった。18日の西武戦で訴えた右内転筋の張りは軽症で、この日はDeNA戦があった横浜スタジアムで軽快な動きを披露。内転筋の症状が重い場合は開幕ローテ争いからの脱落が確実だったが、中6日登板にも問題はないと強調。あらためて逆転ローテ入りを目指す覚悟を口にした。

■中6日も「不安なし」

 右脚をかばうしぐさは見せなかった。春の日差しに満ちた横浜スタジアム。横浜高時代の主戦場だったグラウンドで、松坂が汗を流した。試合前練習のウオーミングアップに加わり、外野ポール間の軽めのランニング、約40メートルの距離でのキャッチボールと続けた。

 18日の西武戦で右内転筋に張りを訴え、4回途中で緊急降板。患部の状態が注目されたが、一夜明けたこの日は「全然問題ない」と説明。「状態がいいのは『何でだろうな』って思うほど。特別な治療を受けたわけではなく、ケアしただけ」と軽症を強調した。

 18日の試合後に佐藤投手コーチが「次回(のオープン戦登板)はないだろう。脚だったら無理」と話し、開幕ローテ争いからの脱落が確実視されていたが、状況が変わる可能性もありそうだ。松坂は「中6日で登板? この感じなら不安なく投げられる」とした。

■「WBC組」調整優先

 今後も1軍に同行して調整することも決定。「最後まで諦めずにやる。それだけですね。それはずっと変わらないので」と胸中を明かした。19日は練習前に超音波治療などで患部をケアし、20日は休養日。21日はヤフオクドームでの先発陣の練習に参加する。

 「僕は『次はいつ投げるよ』と言われてから準備する立場。いつ投げるかは言われていないけど、次回はしっかり投げられるように準備するだけです」。現時点で次回登板は未定だが、21日の練習では体の状態が良ければ、投球練習か遠投を行う予定だという。

 工藤監督は投手コーチらと練習中にミーティングを行った。「WBCの人たちが帰ってきたら、コンディションを聞かなくちゃいけない。そこは外せないところ」と、千賀、武田、バンデンハークの調整を優先する方針だ。松坂にとって開幕ローテは狭き門だが、「ネバー・ギブアップ」の精神で道を切り開く。 (谷光太郎)

=2017/03/20付 西日本スポーツ=

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