福大大濠、アルプスの伝統継ぐ 21日初戦、26年ぶり校長熱く

西日本新聞

 甲子園の蒼天(そうてん)に校旗を-。第89回選抜高校野球大会で、福岡大大濠は21日に創志学園(岡山)との初戦を迎える。1991年春まで、春夏3回ずつ甲子園に出てきた大濠にとって26年ぶりの晴れ舞台。89年夏と91年春、応援指導部の顧問としてアルプススタンドを経験した相良浩文校長(65)は「春の初勝利に向けて、みんなで燃え上がりたい」と意気込む。

 89年から3年間、顧問を務めた。当時は国語教諭で、同年夏の甲子園前には自ら応援歌を作詞した。「蒼天にひるがえる校旗…」。甲子園でチームが得点すると、応援指導部の音頭で歌い、盛り上がった。男子校だった大濠。「野太い大きな声が出ていたと主催者に褒められた」という。この大会で大濠は過去最高のベスト8に進出した。

 相良校長は「応援を選手の力にするため、一般生徒の気持ちを盛り上げていくのが指導部の役目」と説く。チームの甲子園出場が決まった後は、応援指導部OBにも協力を依頼。既に40代となったOBが数人ずつ訪れ、約30人の現部員を指導してきたという。

 今回は大濠中も含めた生徒約千人が応援に参加する予定だ。「甲子園の独特な雰囲気の中、腹から声を出して仲間を応援する経験は財産になる」と相良校長。初戦はもちろん、アルプスに陣取り、熱いパワーをグラウンドに送る。

=2017/03/21付 西日本新聞朝刊=

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