侍・内川涙に暮れた「千賀が失点していたので、取り返したかった」「日の丸背負うの最後かな」

西日本スポーツ

 世界一奪還という思いは実らず、内川が涙に暮れた。ソフトバンクの後輩・松田が最後の打者になると、ベンチの最前列に立ち尽くし、大粒の涙を流した。「目指していた場所はここじゃない。世界一にたどり着けず、今は残念な気持ちでいっぱいです」。必死に声を振り絞った。

 4年前の前回大会。自身の走塁ミスが大きく響き、3連覇を狙ったチームは敗れ去った。その舞台に、今大会は代打の切り札として戻ってきた。日本での1、2次リーグは5試合で7打数2安打。この日は1点を追う8回に先頭で9番小林の代打として出場し、メジャー通算168セーブを誇るメランソンから執念の右前打を放った。

 「(直前に)千賀が失点していたので、取り返したかった」。後輩の思いもバットに乗せてチャンスメークに徹したが、勝利には結び付かなかった。「WBCは自分を成長させてくれる舞台だった。日の丸を背負うのは、年齢的にも今回が最後かな」。今代表で唯一、3大会連続出場を果たした男は、最後はスッキリした表情で球場を後にした。

=2017/03/23付 西日本スポーツ=

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