デスパ春眠中? 6試合で打点0

西日本スポーツ

■仙台で3年ぶりカード負け越し

 デスパイネ、春はまだ? ソフトバンク2017年型打線が沈黙した。先発全員安打の16安打15得点をマークした5日から一転、楽天の継投の前に今季最少の3安打1得点に終わった。中でも新助っ人5番デスパイネは二塁打1本こそ放ったが、打点はいまだゼロ。同じWBC組の先発バンデンハークも黒星を喫し、今季初のカード負け越しとなった。7日からの敵地での西武3連戦で仕切り直しだ。

■得点圏では6打数1安打…

 最後の反撃も届かなかった。2点を追う9回2死一、二塁。前日のヒーロー長谷川勇への代打川島が空振り三振に倒れた。16安打15得点の快勝から一転、わずか3安打1得点で今季初のカード負け越し。ドラフト9位のルーキー高梨に今季新人最速の初勝利を献上した。仙台でのカード3連戦負け越しは2014年8月以来、3年ぶりと、嫌なおまけも付いた。工藤監督は「全部の試合でうまくはつながらない。昨日はうまくいったけど、そういう日もあります」と悔しい気持ちをかみ殺した。

 2017年型打線の新基軸がどうにも機能しない。目玉補強の5番デスパイネだ。1回2死二、三塁と絶好の先制機。立ち上がりに苦しむ森の直球に力負けし、空振り三振を喫した。1点差に迫った4回も真っすぐを遊ゴロ併殺。反撃ムードに水を差した。

 先発全員安打と打線が爆発した5日はボテボテの三塁内野安打でなんとか出塁。責任感の強い助っ人は「昨日、今日のことは忘れて、前を向いて、自分の調子を上げていかないといけない」と語気を強めた。キューバ代表として出場したWBCは計6試合で打率4割7分4厘、3本塁打、6打点と大暴れしていたが、開幕から苦しんでいる。

 6試合を終えて、まさかの打点0。昨季リーグ5位の92打点を挙げた“点取り屋”が、得点圏打率も1割6分7厘(6打数1安打)にとどまっている。「まだ本調子ではない。一生懸命やっていくしかない」。それでも4四球を得るなど打線をつなごうと必死だ。その姿に工藤監督も「開幕してから常に絶好調ということはない。打つだけが仕事ではない。四球でつないだり、そういう意味ではしっかり仕事をしてくれている」と理解を示す。

■「打つだけが仕事ではない」

 9回1死では抑えの松井裕から左翼線への二塁打を放ち、チームに諦めない姿勢を見せた。藤本打撃コーチは「最後に安打が出て明日につながるでしょ」と前向き。指揮官も「多くの打席に立ち、投手の球を見ていけば、つながってくるし、得点にも絡んでくる」と全幅の信頼を寄せている。所沢、札幌とビジターは続く。新5番の一発が待ち遠しい。 (小畑大悟)

=2017/04/07付 西日本スポーツ=

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