西武2年ぶりソフトバンク3連戦勝ち越し 古巣封じたウルフの安定感

西日本スポーツ

 最後は冷や汗だった。一発出れば逆転という9回2死一、二塁。守護神増田が松田を抑えて逃げ切った。カード3連戦でソフトバンクに勝ち越したのは2015年4月以来、2年ぶり。辻監督は「以前のことは自分は知らない。強い相手に勝ち越せたのはうれしい」と目尻を下げた。

 価値ある白星を呼び込んだのは先発ウルフの力投だ。ツーシームを低めに集め、テンポよく凡打の山を築いた。4回1死一、三塁では内川を遊ゴロ併殺。「早いカウントで打たせて取る自分の投球ができた」。7回までの21アウトのうち、16個を内野ゴロで奪い、91球、1失点でまとめた。

 昨年7月末に加入。8月末から先発してシーズンを4戦4勝で終えた。コンスタントに70台で回る趣味のゴルフのように、先発としての安定感は健在で、今年も2戦2勝。日本ハム、ソフトバンクと古巣を相次いで封じた“6連勝”に「この2チームとの対戦は避けて通れないね」と不敵に笑った。

 投打の歯車がかみ合う白星で勝率を5割に戻し、11日からは7勝1敗と好調な首位の楽天と対戦する。辻監督は「ウチは挑戦者。勝ったとはいえミスもあった。反省し、新たな気持ちでやりたい」と気を引き締めた。 (松田達也)

=2017/04/10付 西日本スポーツ=

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