ソフトB柳田が告白 広島で練習中、達川ヘッドがセンターまで…放たれた一言とは

西日本スポーツ

コラムも3年目に突入。初心に帰ってプレーすると明かした柳田 拡大

コラムも3年目に突入。初心に帰ってプレーすると明かした柳田

4回1死二塁、阪神・高山の中飛を捕球し三塁に送球する柳田

 【柳田悠岐 日々新たなり】

 西スポは試合のない日も飽きさせません。毎週火曜日恒例のコラムに、3年連続で柳田悠岐外野手(28)が登場します。今回のタイトルは「日々新たなり」と自ら命名してくれました。昨季終盤に故障離脱し、V逸の悔しさを募らせただけに今年に懸ける思いはひとしおです。そんなギータとタカ番記者とのやりとりをお楽しみください。さあ、ギータ劇場の開幕です!

 「今年もやるんですか?」

 -その第一声、去年と全く同じですね。3年目もよろしくお願いします。

 「2年契約かと思ってました(笑)。分かりました。やりましょう」

 -早速ですが、タイトルはどうしましょう? 一昨年が「日々前進」、昨年は「前進あるのみ」となっておりますが。

 「任せてください」

 (色紙を手渡すと迷わず「日々新たなり」と書き込む)

 -その心は。

 「(打撃コーチの)藤本さんから2014年に言われた言葉です。毎日、毎日、試合はあるから、気持ちを一日一日切り替えて、ゼロからのスタートというか、次の日に引きずらないようにと。いいときも、悪いときも次の日はまた新しい気持ちでいく、という感じで言われました」

 -14年といえば、レギュラーに定着した年。

 「がむしゃらにやっていた。それで全試合出場したり、3割打ったりしたので。また初心に帰る気持ちでいこうと『日々新たなり』で」

 -原点回帰といったところでしょうか。

 「まあ、そんな感じで」

 -シーズンも開幕しました。開幕前に必ずやることはあるんですか。

 「ないです(笑)。スイッチを入れるぐらい」

 -スイッチとは。

 「一番は気持ちですね。また始まるし、ここからは結果も求められる。気持ちを入れてって感じです。今はやったろうという気持ちしかないですね」

 -初ヒットが出るまではやっぱり不安ですか。

 「もちろん不安な気持ちはあります。基本、ネガティブなんで。不安な気持ちしかないですけど。その中でも今までやってきたという自信だけは持って。自信を持ってやらないといい結果が出ない。過信ではないんですけどね。そこは難しいところ」

 -開幕から9試合で8安打とヒットは出てます。

 「まだ130試合以上残っているんで何とも言えませんね。300打席ぐらい立てば、(成績も)落ち着いてくるんですけど。まだまだ長いっす」

 -本塁打が出ていないのがちょっと気がかりです。長打もまだですね。

 「ばれました(笑)。もちろん早く一本ほしいですけどね。こればっかりは」

 -話はさかのぼりますが、開幕前にはWBCもありました。右肘のリハビリがなければ、侍ジャパン入りしていた可能性も高かったはず。どんな気持ちで見ていましたか。

 「正直、出たかったんですけど、けがをしていたし、どうしようもならない部分があった。ファン目線でひたすら応援してました」

 -心を打たれる場面もあったようですね。

 「同世代の選手たちが、メジャーの一流選手と戦っているのはすごいなと。ホークスのチームメートもそういう舞台で戦っていて。うらやましいなと」

 -3年後には東京五輪もありますよ。

 「そこぐらいじゃないですか。年齢的にもラストチャンスは。どうなってるかは分かりませんが、声をかけられるような選手であり続けたいですね」

 そのためにもトリプルスリーを達成した15年のような活躍が見たい。

 「まあ長いんで。一日一日、一打席一打席、しっかり頑張りたいなと。日々新たに!」

 -うまく、まとめに入りましたね。ちなみに今年から西スポコラムに達川ヘッドが加わりました。広島商高リレーですよ。

 「光栄です。こないだ広島でオープン戦があったとき、試合前の練習中にセンターまで達川さんが来たんですよ。なんかと思ったら、ポケットから広商(広島商高)のウエアを出してきて、サインしてやってくれって。ベンチの横にいた広商のファンから僕のサインをお願いされたらしいです。優しい方ですね」

 -柳田選手も十分優しいですよ。とにもかくにも、今年もよろしくお願いします。

 「頑張ります!」

   ◇    ◇

 ◆しょんぼり… 3月23日の阪神とのオープン戦。4回1死二塁の守りで中堅への飛球を捕球すると三塁へ全力送球。しかし、手術歴のある右肘の状態が万全になるまではカットマンを中継するように指示されていたため、工藤監督が厳重注意。「怒られました…」と肩をすくめた。

 ◆ブレない守備 4月1日のロッテ戦。初回無死一塁から清田が右中間方向に放ったライナー性の打球に思い切って突っ込み、ダイレクト捕球。一塁への素早い送球で一気に併殺を完成させた。「夢中でした。球がめっちゃブレてた」

 ◆1人で1点 4月6日の楽天戦、4回に先頭で四球を選ぶと、続く内川への初球に今季初盗塁の二盗。3球目で三塁も陥れ、三塁手ウィーラーの捕球ミスも誘って一気にホームイン。「たまたまタイミングが合った」そうです。

=2017/04/11付 西日本スポーツ=

PR

PR

注目のテーマ