柳田、待望の初アーチ リーグトップ12四球、ストレスたまる状況で爆発の兆し

西日本スポーツ

■ハムに3-4

 ギータ、待望の今季初アーチ! 柳田悠岐外野手(28)に1号ソロ本塁打が飛び出した。8回に日本ハム石川直から左中間席へと運んだ。開幕から11試合目、46打席目で生まれた一発だった。3回には5日の楽天戦以来となる6試合ぶりの適時打を放つなど、全得点をたたき出す今季自身最多の3打点をマーク。チームは敗れたものの、今後に向け柳田のバットは心強い。

■代名詞の「左方向」

 簡単には負けない。2点を追う8回。勢いよく飛び出した柳田の打球は、左中間スタンドへ美しい放物線を描いた。3番手の石川直の148キロ直球を捉えた今季1号ソロは、開幕から11試合、46打席目で飛び出した今季初の長打。大きなストライドで札幌ドームのダイヤモンドを一周した。

 「いいスイングができたんで良かったです」。ベンチに戻ると、追撃弾に鼓舞されたチームメートの祝福に白い歯をこぼした。1点差で敗れた試合後は喜びの表情こそなかったが、この日の3打点目は柳田とチームにとって次につながる大きな一発となった。

 前日11日に4打席連続の四球で歩かされるなど、ここまでリーグトップの12四球。日本タイ記録の18試合連続四球を記録した昨季ほどではないが、開幕から勝負を避けられるシーンが目立つ。ストレスのたまる状況での一発は、今後の大爆発への兆しでもある。

 柳田を2軍時代から指導する藤本打撃コーチは「我慢、我慢しながら良くなってきてる。引っ張りにいってなかったから良かったんじゃないかな」と分析する。柳田のシーズン1号は4年連続で逆方向への打球。代名詞ともいえる左方向への一発で、量産態勢に突入する可能性は高い。

■1試合3打点も初

 初回には先制犠飛、3回にも中前適時打。1試合3打点も今季初だ。「内川さんも調子いいですし、後ろにいい打者がいるので、しっかりとつなげていければいい」。5割近い出塁率で貢献しながらも、開幕から波に乗り切れていなかったが、遠慮気味に話したその表情が今後の大暴れを予感させた。 (倉成孝史)

=2017/04/13付 西日本スポーツ=

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