工藤監督、今宮にマンツーマン特打、自ら打撃投手「彼が打つことで勢いもつく」

西日本スポーツ

 熱血マンツーマン特打で逆襲だ! 工藤公康監督(53)が17日、今宮健太内野手(25)を相手に打撃投手を務めた。ZOZOマリンで行われた指名選手練習で、フリー打撃の相手役を買って出ると、ノンストップで約40分間の熱投。開幕からここまで14試合中13試合で1番を務めながら、打率が下降気味の切り込み隊長役に奮起を促した。

 「ボールか? ストライクだろ、今のは」。室内練習場で額の大粒の汗を拭いながら、工藤監督が黙々と白球を投じた。防球ネット越しの指揮官を目印とするように、今宮がセンター方向を意識した打撃を繰り返す。時間にして約40分間。ラストの1球も快音が響くと「いい汗かいたな、今日は」と、2人ともに充実感に満ちた表情を浮かべた。

 波に乗れないチームは現在4位に沈むが、今宮を逆襲の「キーマン」と信じている。鹿児島でのオリックス戦が中止となった16日に「明日(17日)やっとくか?」と、今宮に声をかけこの日の練習が決定。春季キャンプ中にも50分間、開幕直前にもヤフオクドームで同じく40分間2人きりでの特打を行った。17日には全体練習は休みだったが、復調へ向けて自ら球を投じバットを振り込ませた。

 「開幕直後はよかったけど」と指揮官も言うように、今宮は開幕2カード目終了時に3割7分5厘の高打率をマークしていたが、その後状態は下降した。「どうしても上(半身)を使ってしまうから、下(半身)から下から、という確認」と指揮官は特打の狙いを説明。「重圧をかけるわけじゃないけど、1番の彼が打つことで勢いもつく」。それは、今宮も十分に理解している。「後ろに柳田さん、内川さん、デスパイネがいるので、出塁することが一番大事。1、2番がしっかり出ることで展開も変わってくる」。そのバットで、まずは連敗をストップさせる。 (倉成孝史)

=2017/04/18付 西日本スポーツ=

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