サンデーウルフ 5戦先発無傷の4勝チームも全勝

西日本スポーツ

 あっという間だった。試合開始からわずか2時間10分で、西武が引き分けを挟んでの連敗を4で止めた。今季両リーグ最短のスピード試合。「(普通は)こんなに早く終わらないよね」。辻監督も思わず目を丸くした。

 立役者はウルフだ。7回をわずか69球。ツーシームでバットの芯を外し、内野ゴロ13個と打たせて取った。7回を無四球で二塁も踏ませなかった右腕は「守備陣に感謝しているよ」と笑った。

 頼もしい“サンデーウルフ”だ。開幕から全て日曜日の計5試合に先発し、無傷の4勝。チームは全勝している。「いつもチームの勝利を意識しているんだよ」。西武ファンの日曜日を幸せにするウルフは、サラリと口にした。途中入団した昨季も4戦4勝で、西武では計9戦8勝。この男が投げれば負けない。

 ホークス時代の2014年に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術を受けた。今は肘の不安がないといい、一方で同じ手術を経験した日本ハム時代のチームメート、ダルビッシュ(レンジャーズ)のことを気に掛ける。「お互い頑張れたら」とエールを送った。

 シュリッター、増田と後を受けた救援陣の球数を合わせても100球に届かない99球。野手の疲労を軽減する“省エネ白星”で3、4月の勝ち越しも決めた。辻監督が「勝ってよかった」とうなずく大きな1勝を弾みにして、ホークスが待つ福岡に乗り込む。 (山田孝人)

=2017/05/01付 西日本スポーツ=

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