おかえり宗リン 1990日ぶり本拠地「楽しんだ」

西日本スポーツ

 スタメン発表で球場が波打った。1番二塁、川崎宗則。打席に入れば川崎コール、グッズ店利用者らに川崎お面も配られた。2011年日本シリーズ以来1990日ぶりの本拠地を「楽しんだ」。一方で個人的な感慨は「別に、なんにも」と言う。笑って続けた。

 「何のアレもなかったなぁ。もうトシだな。ただ全てのことに感謝。西武も久々。懐かしい顔がいて。戻ってこられて、本当に良かったなぁと感動してた」

 試合は今季3度目の先発全員、最多17安打で14得点の圧勝。「すごい試合。5月2日で(背番号)52の僕の日だけど、若い選手が先輩をもり立ててくれたね。ヘッヘヘ」。2回、甲斐の逆転満塁弾にベンチ前へ出て2度、跳び上がった。

 「すごかった。感動した。すっごいジャンプしてた俺。張本さんのに匹敵するやろ。Tシャツ作って」

 巨人・王が1977年に世界新756号本塁打を放った際、ネクストサークルの張本が大ジャンプした。その写真のプリントTシャツをイチローが着てキャンプインしたのが、2012年。川崎がイチローの後を追い、FAでマリナーズ入りした年だった。

■「すごくいい1番」

 練習前にティー打撃を行って試合に臨み、初回に11球目で四球。「粘り勝ち。すごくいい1番。リズムができて、あれで勝ったんじゃないかな。僕が監督ならそう言う」。二盗は失敗も、2回は8球目で中前打。「しかもきれいなヒット。自画自賛」。守備では5回、メヒアの二遊間へのゴロに滑り込んだ。大差の展開もあり、一塁への反転送球を試みたが無理な体勢で、大きくそれ内野安打だった。

 「追いついたね。天然芝でもうちょっと滑ったら、立ち上がってギュンと投げるけど。座ったままになっちゃった。次はアウトにするよ。アウトにできる打球。まだ動きが若いね。『あんなん投げなくていい』って健太(遊撃今宮)に言われて。ゴメンゴメンって。アイツの方が大人だわ」

 5回限りで退いた。「ぼちぼち(人工)芝とも仲良くならないとね」と挙げた課題はもう一つ。「シートノックの『若鷹』。ちょっと踊れなかったんで。勉強して、また体が元気なときに踊ろうかな」。前回在籍時に披露していた応援歌「いざゆけ若鷹軍団」の振り付けは、そのうち披露する。 (森 淳)

=2017/05/03付 西日本スポーツ=

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