W鬼門、中田 土曜と所沢、7失点KO

西日本スポーツ

 なぜだか所沢では別人になる。今季土曜日の勝率が悪いホークスと同じく鬼門。3連勝だった先発の中田は3回を投げきることなく、KOされた。1点リードの2回1死二塁、まず木村文にスライダーを捉えられ、左越えの逆転2ランを被弾。なおも2死一、三塁では浅村に対して、カウント3ボールからの真っすぐが真ん中に入り、左越えの特大3ランを浴びた。3回も長短打に死球が絡んで失点。今季最短の2回1/3を被安打6、4与四死球で7失点し、3敗目を喫した。

 「野手にもブルペン陣にも申し訳ない。一発、一発で仕留められてしまった」。走者を置いた状況での手痛い2被弾を悔やんだが、2回に一挙5失点した端緒は、先頭外崎を簡単に追い込んでから歩かせたこと。「最初の2ストライクからの四球が痛い。決めなきゃいけないところで決められなかった」と猛省した。

 開幕から先発ローテーションの一角として踏ん張りながら、メットライフドームでは前回4月8日も3回5失点でKOされており、これで今季2戦2敗、まさかの防御率20・25。「カウントを取るのにも苦労して。セットポジションでもダメだった。いつもより感覚が良くなかった。何とかしなきゃいけないんですけど…」。ソフトバンク移籍後の4年間通算でも7試合で1勝5敗、防御率8・81だ。中日時代の先発時も2007年に1勝した後は3連敗。10年に8回8失点の経験もある。相性の悪さは際立っている。

 工藤監督は「打たれるのは仕方ないけど、四球は良くない。もうちょっと気楽に投げてくれたら良かった」と、窮屈に映った65球に渋い顔。佐藤投手コーチは浅村の3ランに「性格を考えないと。走者がいるんだから振ってくるだろ」と、通算92勝右腕の不用意な一球を残念がった。 (山田孝人)

=2017/05/21付 西日本スポーツ=

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