HKT4期生1周年へ「人生で一番感情が揺さぶられた」デビューは隔離、逆ドッキリも【月イチ活動報告】
●月イチ活動報告
昨年7月のHKT48コンサートツアー2日目、初代チームHキャプテン・穴井千尋ラストステージの余韻も冷めやらぬ中、11人の少女が、突然ファンの目の前に姿を現した。HKT48の4期生。初パフォーマンスから鮮烈な印象を残した彼女たちは「逸材ぞろい」と評され、グループに新しい風を起こしている。そんな4期生も、間もなくデビュー1周年。劇場公演より先にツアーを経験するという異例のスタートを切り、さまざまな試練を乗り越えてきた。人生の大きな転機となった1年を、大阪出身の松本日向(16)、最年少の清水梨央(13)、総選挙速報88位の月足天音(17)、同じく44位の豊永阿紀(17)と振り返る。 (古川泰裕)
●舞台裏でドッキリ
-1年を振り返って
豊永「人生で一番感情が揺さぶられた1年だった」
月足「性格もすごく変わった。こんなに人に話すこともできなかったし、総選挙でも、初めてこんなに人にお願いしたってくらいしたし、本音を言えるようになった」
-お披露目は福岡サンパレス
豊永「ファンの人はもう(お披露目を)予想してて、でも福岡の初日だと思ってたみたい」
-前日が穴井さんのラストステージ
豊永「生では、一度しか会ったことがない」
-お披露目の舞台裏でも?
豊永「4期生は隔離されてて…」
松本「先輩メンバーにも内緒で、サプライズだからリハが終わるまで地下に隔離されて」
月足「全然(携帯の)電波届かないし」
豊永「リハーサルで、先輩たちにあいさつに行ったんですよ。ステージ上で『よろしくお願いします』って。すっごい怖かったんです。空気がピリッみたいな。でも、後から同級生のまいこむさん(1期生・深川舞子)に聞いたら、軽いドッキリで『ピリッと』しようみたいな」
月足「逆ドッキリ?」
豊永「先輩たちも知ってて、『4期生来るから』ってことだったらしい(笑)」
3人「えーっ!」
月足「4期生は早めにデビューもしたし、恵まれてるから、勘違いしないようにピリッとしよう、って言ったってことは聞いた…」
-ドッキリでした
月足「初めて聞いた! 緊張してたのに!」
清水「ふふふ」
-そして初ステージへ
松本「数時間前に『この曲とこの曲もやるから覚えて』って言われた」
豊永「直前で追加もあって、立ち位置とかもいきなり決まった」
松本「あおりも初めてで、みんなで固まっちゃって。どこに動いたらいいか…」
豊永「もう集団行動(笑)。指原(莉乃)さんが『4期生散らばって』って言ったの覚えてます。『この曲の、ここの部分までにはこの位置にいて』っていうところで、(同期の)武田智加が逆に行っちゃってて、タタタターッて戻って」
月足「後でめっちゃ泣いてて、かわいかった」
豊永「今考えたら『おいしいな』って思うんですけど、当時は間違えることが重罪みたいな」
松本「モカ(武田)はばれてたけど、実は日向も…」
-マジか(笑)
豊永「阿紀も違う会場で間違えた」
月足「私も他の会場で走った」
豊永「その後のツアーに参加することは聞かされてなかった。福岡だけだと思ってた」
月足「お仕事が終わって、家に帰った瞬間『事務所に戻って来られる?』って言われて戻ったら『明日からのツアーに参加するから泊まり』って言われて、もう一回家に帰って荷物用意して、また来たんです。3往復くらいしました(笑)」
豊永「事務所の近くでお母さんと買い物してたら、マネジャーさんから初めて電話がかかってきたんですよ。何かしでかしたかって思った」
-いきなりツアー参加
豊永「最初は戸惑いしかなくて」
月足「いっぱいいっぱいになると記憶飛ぶから、あんまり覚えてない」
-劇場公演より先にライブを体験
豊永「劇場のレッスンも始まってなかったので、『まさか』すぎて」
松本「何も経験してなさすぎて、全然緊張しなかった。逆に劇場のバックダンサーデビューの方が緊張した」
月足「どっちも緊張した。吐きそうだった」
豊永「すごさが分かってなかったよね」
-高知と鳥取でフレッシュメンコンサート
豊永「初めての先輩とレッスン。すごかった」
-福岡で開催発表
月足「最初、自分たちのことだと思ってなくて。レッスン始まってからやっと実感しました」
清水「めっちゃ緊張しました、先輩と一緒にレッスンするの。先輩は、めっちゃ覚えるの早かったです」
豊永「(立ち位置の)番号とかも初めてついた。セリとか出てきて、移動とかもあって。先輩に絶対に迷惑かけられないし。めまぐるしさに感情が追いついてなくて、何を思ってたのか分かんないくらい、ぐちゃぐちゃのまま過ごしてました。言われたことをすることしかできなかったです」
松本「ついて行くのに必死」
豊永「先輩も教えてくださるんですけど、勝手に萎縮してるので『ドキッ』ってしてました。今になって優しさだなって思えますけど」
月足「それがあったおかげで、今年の関東ツアーも頑張れたと思う」
●先にライブを体験
-冬にはHKT48の5周年イベント
豊永「直前にけがしちゃって、そもそも出られるのかっていう状態だった。4期生は『パジャマドライブ』と『手をつなぎながら』公演に分かれたんですけど、はたから見たら『手つな』の方が『選ばれてる』みたいな感じがあって。(感情が)ぐちゃぐちゃだったけど、頑張ってプラスに考えようとして。『指原さんと出られるなんて、めったにない!』って」
月足「指原さんと4期生のユニット、すごかったよ」
-「鏡の中のジャンヌ・ダルク」
豊永「モカがけがして誰か代わりに出るから、ポジションが変わるかもしれないって話になって。今考えたら出られるだけで幸せなんですけど、『唯一のとりで』みたいな感じだったので、変わることが衝撃過ぎて、ずっと泣いてたよね」
清水「ねー」
豊永「『手つな』がチームT2+研究生公演で始まるって聞いたときは、みんな泣き崩れて。先輩たちが必死に励ましてくれた」
清水「みんなで大号泣でした」
-その約1カ月後に「手つな」スタート。初日までにいろいろあった
豊永「壮絶でしたね」
松本「20人でレッスンするんですけど、出られるのは16人。ポジションも、かぶってたりするんですよ」
豊永「5周年で『手つな』に出たメンバーは、基本の振りが分かってるからスイスイ進むけど、『パジャドラ』組は必死でした」
松本「初日メンバーを決めるテストみたいなのを劇場のステージでするってなって、全部通し終わって発表されたんです。でも全員じゃなくて、そのときは4期生は地頭江(音々)だけが出られるって決定して」
豊永「全体でも数人くらいだったんです。T2さんからは、(山下)エミリーさんと(栗原)紗英さんと(松岡)はなさんと、えれたん(坂本愛玲菜)さんと外薗葉月さんだった」
月足「もう一回レッスン場で、選ばれなかった人だけでテストするから、それまでに完璧にしてきて、ってなって」
豊永「記憶がないです。客席で発表を聞いたのは覚えてるんですけど、2回目の通しの記憶が全くなくて」
月足「鏡に映る笑顔が引きつってたことしか覚えてない。尾崎さん(劇場支配人)も見てるんですけど、そっち向けなくて。必死に目をそらして笑顔で頑張って。戦ってるんですよ、毎日」
●近づく初の総選挙
-初参戦の総選挙が近づいている。前回はオーディション合格直後
豊永「初めてのレッスンの前日でした」
松本「おうちで見てた」
豊永「次の日、マネジャーさんから『昨日見ました?』っていう話から始まりました。『今年もうちの指原が1位を取りました』って」
月足「言ってた!」
豊永「レッスンも始まってなかったから自覚も実感もなくて、いち視聴者として見てました」
松本「HKTがいっぱい入ってる!って」
豊永「普通に(矢吹)奈子さんのスピーチで号泣したり(笑)。『奈子さん』じゃなくて『奈子ちゃーん』でした」
月足「ファン目線(笑)」
-月足さんが速報88位、豊永さんが44位
豊永「2人はすぐに連絡くれて、日向は直接言ってくれたし、梨央ちゃんも『おめでとー』って」
松本「自分も呼ばれるかなって思って見てたら、天音が88位で呼ばれて。自分は80位くらいでもう呼ばれないかなと思ってたんですけど、阿紀ちゃんがまさかの44位で呼ばれて。すごいって思うけど、同時に悔しいなって思いもあります」
豊永「44位がすごい、すごくない、っていうのは、ファンの方の方が分かってると思う。私は今まで、本番の結果しか見てなかったので…。天音が88位で『すごい』と思って、その後に先輩がいっぱい呼ばれて。私も期待はしてたんですけど、(朝長)美桜さんと奈子さんが呼ばれて、『ダメだったんだ、次頑張ろう』と思った半面『(ファンの)みんなに失礼だ』って信じようとして。そしたら『HKT48研究生』って言われて、聞いたら『豊永阿紀』だった。半分放心状態だったから順位も票も分からなかったけど、落ち着いて画面を見て、やっと自覚して。うれしかったけど変な気持ちでした。悔しがる先輩も同期もいて…。HKT48のメンバーとして、どういう感情になればいいんだろうって思ってました」
-HKTでは4番手
豊永「本番どうなるか誰も分からないから…私は速報に全力って宣言したので、どうなるんだろうって」
-88位で呼ばれて
月足「100位が去年より1000票ぐらい多かったので、絶対無理だと思ったんですよ。緊張もしてて、周りの声が聞こえなくなったんです。そしたら自分の名前が聞こえて『はっ?』って思って。めっちゃうれしかったんですけど、何とも言えない気持ちでした。帰ったらお父さんとお母さんも『おめでとう』って言ってくれたけど、本番のことを考えたら…」
-やはり本番で80位以内に入りたい
月足「まだ圏外の数字。本番でも呼ばれなきゃってプレッシャーもあるし、総選挙ガイドブックの『注目の100人』とか、モデルプレスさんの『20人選抜』にも入ってたから…ちょっと圧が苦しくて。(本番で)呼ばれたい理由が多すぎて複雑な気持ち。今年で高校生も終わりだし、来年も総選挙があると限らないし、指原さんも出ないし…」
-松本さんは
松本「速報で呼ばれてないからこそ本番で呼ばれたいし、今は4期生の中で注目されることもないから、総選挙をきっかけに注目されたいなと思います」
-最年少の清水さん
清水「今年は、ファンの方と楽しめたらいいなぁって思います」
豊永「かわいい…!」
=2017/06/13付 西日本スポーツ=




























