川島、甲斐、今宮、小兵3発 みんなソロって大仕事

西日本スポーツ

■トリオ名募集中!?

 勝負は体格で決まらない。ホークス“小兵3傑”が世に夢を見せた。まず2回に7番川島が、中越えの先制3号ソロ。8番甲斐が2戦連発となる左越え3号で続き、5回は2番今宮が一時勝ち越しの4号ソロを放った。球団公式プロフィールで身長は川島172センチ、甲斐170センチ、今宮172センチで、支配下登録選手で低い方から数えた3人だ。

 左腕対策で4戦ぶりに先発した川島。2死無走者から「三者凡退で終わらない」と加藤の直球を振り抜き、中堅フェンスのホームランゾーン直撃の一撃を見舞った。観戦した夫人と息子2人の前で「良かった」。対左腕の先発ここ3戦で一発、3安打、一発と当たり「練習からいい感じの流れがある。打撃コーチと二人三脚です」と感謝した。

 甲斐は過去2発ともテラスへの一発で、スタンドインは初めてだ。高め直球を打ち「(川島の)ホームランの後。甘い球が来たらしっかり捉えようと」。今宮は4号で9戦連続安打。追い込まれながら得意の低めを打った。「この3人がそろってホームラン打つなんて、滅多にないなって話してたんです」と言う。ベンチで「ヤングボーイズ」「トリプル○○」など3人のネーミングも議論。川島も「何かいいのないですか」と報道陣に求めた。

■今宮7回に好守も

 藤本打撃コーチは「いいホームランやったけど、自分を見失わないようにしてほしいね」と苦笑したが、個々に自覚十分だ。6回にセーフティーバントを試み捕邪飛だった川島は「もう1本(安打)でしたね」と渋い顔。甲斐は4回、逆らわず右越え適時二塁打を放った。今宮は7回、前方へ転がった杉谷のゴロを素手で捕ってそのまま一塁封殺し「今日は守備の方かな~」と一発より喜ぶ。今季4度目のチーム4発。主軸以外で3発を占めた痛快な夜を、いい意味で引きずりはしない。 (森 淳)

=2017/06/29付 西日本スポーツ=

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