西武・森コーチ急死、チームに悲しみ、辻監督「思い持って戦っていく」 大石も涙
西武の森慎二投手コーチが多臓器不全のために42歳で死去して一夜明けた29日、辻監督が悲痛な胸の内を明かした。遠征先から東京へ戻る那覇空港で取材に応じ「(森コーチへの)思いをもって戦っていくしかない」と言葉を絞り出した。
選手たちも一様に沈痛な表情。森コーチがファームでコーチを務めた時期に2軍で指導を受け、今季ここまで中継ぎとして11試合に登板している大石は「慎二さんがチームに来なければ、自分はここまで投げられるようになっていない」と涙をこぼした。
本拠地メットライフドーム内の球団事務所前には献花台が設置された。チームは30日から同球場でオリックスとの3連戦に臨む。
=2017/06/29 西日本スポーツ=