田中瑛斗2戦連続11回完投 13K1失点、柳ケ浦激勝導く

西日本スポーツ

 柳ケ浦のエース田中が底力を見せた。4安打13奪三振1失点。佐伯豊南エース森との延長11回の投手戦を制した152球の熱投だが「まだまだ投げられる」と強気だった。同じ延長11回を投げ抜いた初戦と合わせ計293球。定岡監督も「よく投げてくれた。もっと楽に投げさせてあげたい」とねぎらった。

 いきなりリミッターを外した。三者凡退に仕留めた初回に自己最速タイの147キロをマーク。登板前の投球練習でいつもより球数を増やしたのが良かったのか「思ったよりも楽に腕が振れた」と快調な滑り出しだった。

 試練が訪れたのは連打で先制した直後の6回。「急に球が抜けたり引っかかったりするようになった」と、2死一塁から3連続四球。押し出しで同点とされたが、すぐに投球スタイルを変えた。球速を抑え、変化球中心で立ち直り、11回の決勝点へつなげた。

 「チームが勝てばそれでいい。三振にこだわりはない」と話す田中だが、バッテリーを組む奥村は「延長に入ってもキレは落ちなかった。最近は投球時のギアの上げ下げもうまくなっている」と技術とともに集中力が切れないことを絶賛した。

 準々決勝の相手は昨夏王者の大分。修羅場をくぐり抜けたどり着いた8強に指揮官は「厳しい試合だが、結果では勝っている。明後日(の大分戦)もこの流れでいければ」と意気込む。夏は2003年以来の聖地へ歩みを止めない。 (米村勇飛)

=2017/07/20付 西日本スポーツ=

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