<見どころ>九州学院、初のV4射程 玉竜旗・剣道男子

西日本新聞

 男子史上初の4連覇を狙う九州学院が今大会も優勝候補の筆頭だ。今春の全国選抜も優勝し、2013年の全国総体から高校3大大会(全国選抜、玉竜旗、全国総体)で勝ち続ける。

 大黒柱の岩切勇磨(3年)は中学3年だった14年の全国中学校大会個人戦覇者。高校でも今年2月の九州選抜個人戦で得意の突きを駆使して優勝した。巧みに自分の間合いに持ち込む近本太郎(同)との二枚看板は強力。今季は接戦も多いが、勝負強さが光る。

 対抗1番手は同選抜と魁星旗で準優勝の水戸葵陵(茨城)か。安定感のある寒川祥(3年)と熊本県出身の杉田龍太郎(同)の2本柱を中心に総合力が高く、点取り方式で行われた同選抜決勝は九州学院に1-2で惜敗した。玉竜旗は2009、11年と2度準優勝で、悲願の初制覇に燃える。同じFパートに入った1、2年生チームの明豊(大分)も九州選抜で3位に入るなど強力だけに、パート決勝が一つのヤマになりそうだ。

 3年連続準優勝の島原(長崎)はほぼ3年生で固めていた昨年の主力が抜けたが、後輩たちの成長が著しい。全国選抜こそ初戦で涙をのんだものの、抜き勝負の魁星旗で頂点に立った。水戸葵陵との決勝で逆転2人抜きを果たした志築柊威(3年)を軸に「4度目の正直」を期す。他にも魁星旗で九州学院を破った龍谷(佐賀)や、九州選抜の予選リーグで九州学院と引き分けた鹿児島商も地力がある。

 福岡県勢も全国選抜3位の東福岡や6月の県大会で優勝した福岡大大濠、九州選抜3位の福岡工大城東、筑紫台と有力チームが並び、上位進出をうかがう。

=2017/07/13付 西日本新聞朝刊(別刷り特集)=

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