ホークス千賀 得意のロッテ戦7連勝 73日ぶり本拠白星

西日本スポーツ

■6回1失点8勝目

 本拠地で73日ぶりに勝ち名乗りを上げた。鉄壁の救援陣の力を借り、千賀が今季8勝目を挙げた。「先発として最低限の仕事はできたと思う。6回で代わるとブルペンに負担がかかるので、次はもっと長いイニングを投げられるように」と反省交じりに振り返った。

 初回に味方の失策が絡んで1点を失った。直後に打線が追いつくと、ギアを入れ直した。「すぐに点を取ってくれた。振り出しに戻って、また頑張ろうと思った」。3回は1死一、三塁のピンチを招いたが、角中を遊飛、パラデスを空振り三振に仕留めた。

 エース涌井との我慢比べを制し、ヤフオクドームでは5月9日のオリックス戦以来の勝利。今季は本拠地で3戦3勝、防御率1・35と抜群の数字を誇る。ロッテ戦は先発再転向した2015年から7連勝だ。

 今季は背中の張りなどで万全とはいえないが、球宴はファン投票で選ばれた。故郷の愛知県蒲郡市に近いナゴヤドームでの第1戦では育成ドラフト出身選手として初の先発。2回を無安打無失点に封じた。

 球宴では代名詞の「お化けフォーク」を披露した。一方、球宴期間を挟み、直球に再び磨きをかけた。佐藤投手コーチは「研究されて(打者が)フォークを振らなくなっている。真っすぐでストライクをとらないと」と指摘。ブルペンで直球を多く投げ込んだ。

 「そこが基本なので。真っすぐあっての変化球」と千賀も真摯(しんし)に取り組んだ。道半ば。その姿勢を工藤監督も「何とかしたいという気持ちを持ってやってくれている。いつもの彼に戻れば、イニングも伸びる。もうしばらくお待ちください」と評価した。

 8個の白星を重ねた。それでも「去年より投げていないので、『何かした』という気はない」と物足りない気持ちが強い。だから続けた。「(チームが)つらい時期に休んでいた分を出せればいい」。指揮官が予言した完全復調はまもなく。後半戦の千賀は勝ちまくる。 (小畑大悟)

=2017/07/22付 西日本スポーツ=

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