長崎北1年生躍動 実力派2人初陣飾る

西日本新聞

 1年生2人で試合を決めた。長崎北が初戦の2回戦で快勝だ。先鋒の松尾海以が成東(千葉)の2人を抜いて中堅と引き分け、次鋒の下田陽子が副将、大将を抜いた。

 下田は大将との戦いで終了間際に下がる相手に面を打ち込んで1本勝ち。「引き分けでも(チームは)勝ちになるので無理はしないようにしていたけど、相手の隙が見えたので狙いました」と高校初の全国舞台で勝負度胸を見せつけた。

 松尾と下田は長崎市の桜馬場中で全国中学校大会に出場した実力者。県内の強豪校の誘いがありながら長崎北を選んだ。2人が入学前の2月の九州選抜団体戦で、長崎北は県勢最高の3位。個人で大将の山口小百合(3年)が長崎の頂点に立つなど、島原、西陵など強豪ひしめく県内、そして九州の勢力図を塗り替えようとする存在だ。

 選手たちは鹿屋体大時代に全日本学生選手権で個人2位の実績を持つ就任8年目の銀杏田(いちょうだ)誠監督とともに、週末には筑紫台や阿蘇中央(熊本)など九州各地の強豪校に出稽古。宿題は道中の車の中でこなすなど「文武両道」で力をつけてきた。

 「九州3位」のメンバーに松尾と下田を加えて臨む福岡の夏。長崎県大会では準決勝で島原に敗れて全国総体切符を逃しただけに今大会に全てを懸ける。昨年はシード校を破るなど5回戦に進出。昨年に続いて大将を務める山口は「一戦一戦、勝ちにいきたい。昨年の成績を超えて少しでも上位へ」と瞳を輝かせた。

=2017/07/26付 西日本新聞朝刊=

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