ホークス川崎 人工芝適応へピットイン 両アキレス腱痛 筑後でリハビリ開始

西日本スポーツ

 両アキレス腱(けん)痛で離脱した川崎宗則内野手(36)が25日、筑後のファーム施設でリハビリを開始した。同箇所の故障は自身初めて。5年を過ごした米球界の天然芝でのプレー感覚が残り、日本で主流の人工芝に適応しきれていないことが故障につながったと考察した。早期復帰を目指して当面は治療に専念しつつ、再発防止を図りスパイクの見直しを進める考えだ。

■「大ごとになる前に」

 練習開始の輪に加わった川崎ながら、運動は控え、電気治療とアイシングを受けた。「まず1週間かけて炎症を取る」と言う。開幕直後にソフトバンクに復帰し、4月末の初昇格から42試合出場。「蓄積したものだと思う。ずっと人工芝でやって、怪しいなと思ってた。今までにない感じ。初めてのこと」。足首に限らず「ふくらはぎが張ることなんてなかった」と言う。

 米国の天然芝から日本の人工芝に適応し直す過程での変調は、ロッテ井口や日本ハム田中賢、オリックス中島ら日本復帰組から「ハムストリングや、腰を痛めるから」と耳にしていたという。阪神西岡がアキレス腱断裂に至った事情も、自身の現状も通じ理解。「無理していこうと思えばいけたかもしれないけど、大ごとになる前にしっかり炎症を取ろう」と決断した。

 人工芝への適応は「急にはできないかもしれない」だけに、応急的に足回りの装備を再考する。「できる範囲で、人工芝に合うというか、負担がかからないようなスパイクを探す。底とか、インソールとかね」。昇格当初の金属歯から、すぐに樹脂ポイントへ切り替え、離脱前最後の23日ロッテ戦では再び金属歯を試していた。現在3種類あるスパイクに、新たに金属歯のものを加え、中敷きも含めて最適なセットを探る。

 「早く復帰できればいいけど、そればかり考えても治らない」と言いつつ「1週間、10日で炎症が引いてパッといけそうなら。動いて大丈夫な痛みなら、すぐいける。試合勘はあるからね」と理想は最短復帰だ。1軍が楽天戦に臨むところでの離脱に、もどかしさもある。「もちろんそうなんだけど。このタイミングしかなかった。いい機会、いい期間です」。初昇格からチーム状況は劇的に好転した。加速を導ける姿で復帰する。 (森 淳)

=2017/07/26付 西日本スポーツ=

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