ホークス3番松田、4番柳田、5番デスパ 新クリーンアップはまった!!

西日本スポーツ

4回無死、左前打を放つ松田 拡大

4回無死、左前打を放つ松田

4回無死一塁、中前打を放つ柳田 8回2死二塁、適時打を放ち柳田(右)にタッチで迎えられるデスパイネ 4回1死二、三塁、中村晃の適時打で生還した柳田を迎える工藤監督(左)

 「内川ショック」を振り払うべく、工藤監督が大胆に動いた。4番内川の長期離脱が決まった26日は、則本を打ち崩せずに1得点での黒星。一夜明けた楽天との第2ラウンドは、工藤政権では初めての並びとなるクリーンアップトリオがスコアボードに表示された。

 「はい、替えさせていただきました」。試合後、工藤監督が満面の笑みで振り返ったように、新打線が機能した。3回まで岸の前に1安打だったが、4回の先頭で松田が流れを変えた。2012年8月以来の3番に燃えた“マッチ”が火をつけた。岸に追い込まれながらも、6球目の変化球を左前打。前夜から重苦しかったベンチを鼓舞した。

 続いて打席に入ったのは6月14日の巨人戦以来、今季3度目の4番に座った柳田だ。こちらも岸に追い込まれ、最後は真っすぐに「詰まった」と振り返ったが、中前へ落として好機を拡大。中村晃の先制2点適時打を呼び込んだ。今季は4番に入った前回までの2試合は無安打でともに敗戦。「打順は関係ない。勝ったからいいです」。自身の一打より勝利を喜んだ。

 ■監督にんまり

 4回の好機では見逃し三振に倒れた5番デスパイネも、仕事を果たした。6回1死一塁で、岸の外角直球を完璧に捉え右中間を破る二塁打。柳田を生還させ、大きな3点目を奪った。内川の代役として4番に入った26日は無安打。「打てる時も打てない時もある。切り替えが大事」。8回にも追加点の適時打を放ち、前夜のうっぷんを晴らした。

 カード別で唯一負け越している楽天との直接対決で機能した新打線は、今後の大きな武器にもなる。工藤監督は「マッチが(岸を)打っているというのもあったし、走者がいるところで柳田君、デスパイネに多く打席に立たせる方がいい」と、今回の狙いを説明。あくまでも「3番柳田-4番デスパイネ」が基本型ではあるが、相手先発に好相性の打者を3番に据え「柳田-デスパイネ」の4、5番で点を奪いにいく算段だ。「こういう形もできるんだ、というのを証明してくれた。考えながらやっていきたい」。杜(もり)の都で大きな手応えをつかみ、29日からの9連戦に臨む。 (倉成孝史)

=2017/07/28付 西日本スポーツ=

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