福岡大大濠銀二涙こらえ 最強バッテリー甲子園届かず

西日本スポーツ

 九州最強バッテリーの夏が終わった。2点を追う9回2死の福岡大大濠の攻撃。遊ゴロに倒れたエース三浦が最後の打者になった。選抜大会の準々決勝で登板機会がないまま敗れた経験から「最後はグラウンドで終わりたい」と心に決めていた。甲子園の手前でその瞬間を迎え「悔しい」。気丈に涙をこらえた。

 初回に先制してもらいながら、2回には昨秋の明治神宮大会の早実戦以来となる本塁打を浴びた。真っすぐを狙い打たれ、3連打とスクイズで2失点。3回にも加点された。「エースとして試合を立て直したかった」。その後は追加点を与えず10奪三振の力投で援護を待ったが、一度失った流れは取り戻せなかった。

■進路「プロも視野」

 捕手の古賀も3回無死一塁から送りバントを試みた相手の打球を処理し、強肩で二塁で封殺するなど懸命にバックアップ。「三浦の調子を考えてうまくリードができなかった。負けたのは自分のせい」と古賀は責任を一人で背負った。昨秋以降、明治神宮大会を除いて無敗だった2人のバッテリーが味わった初の敗戦。「最高の思い出ができた」。今夏740球を投げた三浦は、支えてくれた古賀に感謝の言葉を贈る。

 今後の進路について三浦は「プロも視野に入れながら」と言及したが、古賀は「今から考えたい」と口にするにとどめた。これから道は分かれても、2人の絆が変わることはない。 (前田泰子)

=2017/07/29付 西日本スポーツ=

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