赤獅子猛進6年ぶり9連勝 3回一挙6点、山川決勝打

西日本スポーツ

 無欲の一振りでヒーローになった。同点の3回1死満塁。西武の山川はフルカウントから石川の甘く入った真っすぐを捉えた。打球は三塁手の頭上を高いバウンドで越えた。「真っすぐが速いと感じていた。何とか前に飛ばそうという気持ちだった」。勝ち越しの2点二塁打で、6年ぶりの9連勝を呼び込んだ。

 4月25日のオリックス戦以来、今季2度目の5番での先発だった。「(4番の)中村さんが避けられて、自分が勝負する打順。そこを打たないといけない」。中村が四球で塁を埋めた直後のチャンスに結果で応えた。

 今季の12安打のうち、8本が長打。パワーは健在だ。山川が火を付けた打線は、下位の外崎、炭谷、金子侑が3連続適時打を放ち、一気に6点を奪って今季初対戦となったWBC日本代表右腕の石川を打ち崩した。

 赤ユニで9戦無敗。日替わりのヒーローが台頭する真夏の大型連勝で、貯金は今季最多の15までふくらんだ。8月1日からは本拠地で楽天、ソフトバンクとの6連戦を迎える。辻監督は「かすかに上位が見えてきた。この調子でやってもらいたい」と意気込んだ。最高のチーム状態で2強にぶつかり、熱パを演出する。 (松田達也)

=2017/07/31付 西日本スポーツ=

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