赤獅子西武23年ぶり11連勝 山川初の3連発

西日本スポーツ

 覚醒した「おかわり2世」が西武を1994年以来、23年ぶりの11連勝へと導いた。4年目の山川が初の3打席連続弾の大暴れだ。「奇跡だと思います! うれしい」。176センチ、100キロの巨体をお立ち台で揺らし、喜びを爆発させた。

 4回1死、左翼席中段に5号ソロをたたき込むと、6回は「感触が一番良かった」と初球の150キロを仕留めてバックスクリーンに運ぶ6号2ラン。昨季の対戦で3打席連続三振を喫した則本にリベンジを果たし、この回限りでエースを降板に追い込んだ。

 2点差に追い上げられた8回は久保から左翼席に7号ソロ。辻監督が「苦しい場面で勝負を左右する1本だった」とたたえる一撃で、球団では昨年4月のメヒア以来の3打席連発を達成だ。4打席連発のチャンスも3日に残されたが「期待されると力んじゃう」と無欲を強調した。

 昨年は自身初の2桁となる14本塁打。今年は30本塁打を目標に掲げたが結果が出せず、5月に2軍落ちした。7月に再昇格後も結果を求め当てにいく打撃をしてしまうこともあった。「昨日(1日)もチャンスで小さくなって悔しかった。しっかりバットを振る。自分はこういう(長距離)バッターなんだと再認識できた」。開眼したような笑顔を見せた。

 11連勝以上した過去5シーズンはいずれも優勝している。本拠地11連勝は15連勝した1992年以来で、同年も日本一になった。辻監督は「雰囲気がいい。すごく選手が集中している」と手応えを口にする。赤いユニホームを身にまとった“西武特急”は小休止することなく加速する一方だ。 (大窪正一)

=2017/08/03付 西日本スポーツ=

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