西武6カードぶり負け越し… 雄星12K4失点完投も5敗目

西日本スポーツ

 両膝に手をつき、がっくりとうなだれた。同点に追い付いた直後の8回2死一、二塁。菊池は吉田正に左越えの2点二塁打を許し、決勝点を与えた。「大事なイニングだったので…。悔しい」

 エースで落とした痛すぎる1敗で、快進撃を続けたチームは6カードぶりの負け越しだ。「こんなもんでしょう。どんどん振ってくるので(菊池は)もう少し慎重に入れば良かった」。辻監督はそう言って黒星を受け止めた。

 8回は先頭大城にフルカウントから四球を与え、1死から代打伊藤にも四球。T-岡田を空振りの三振に仕留めながら、吉田正に初球の外角スライダーを捉えられた。「四球からの失点というのが悔いが残る」。気丈に答えながら、勝利に導けなかった自分への怒りをにじませた。

 8回112球の力投は実らず、序盤の2被弾と合わせて計4失点。今季5敗目を喫し、昨季の自己最多に並ぶ12勝目はお預けとなった。一方で、毎回の12奪三振で3試合連続の2桁奪三振を記録。シーズン158三振は楽天則本を抜いて単独トップに浮上した。

 打線も1点を追う8回に浅村が13号ソロを放ち、勝利への執念を見せた。辻監督も「8回を抑えれば、勝ち投手のチャンスもあったから。先頭の四球が痛かった」と残念がった。

 チームは今季、オリックスに7勝10敗と分が悪い。7勝11敗と苦手のソフトバンクに加え、4位相手に苦戦を続ければ、9年ぶりリーグ制覇のチャンスが遠のいていく。 (松田達也)

=2017/08/11付 西日本スポーツ=

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