川端&田浦 横浜・増田を単打1本料理 二枚看板 被安打4

西日本スポーツ

 先発川端が2回、先頭の4番増田に与えたのは覚悟の死球だった。神奈川大会で5発を放った強打者の懐を突いてファウルで追い込んだ後、カットボールをやや引っかけた。「当ててしまったけど」と引きずるはずもない。1番から8人並んだ右打者の内角を攻め、6回を散発2安打の1失点にまとめた。

 映像で見た横浜打線は、特に外角球を簡単に捉える姿が目につき「内角に放らないと」と覚悟を決めた。右打者の内角攻めは「もともと得意ではない」が、熊本大会後のフォーム修正が奏功。この日最速146キロの球威で「しっかり内角を狙って打ち取れた」。増田との対戦は2打席で単打1本。「顔を見れば自然と楽しくなる打者でした」と満喫した。

 両輪を成す田浦は右翼で先発出場しており、7回の登板時から脚がつった状態だった。熊本大会で無失点だった男は3ランで2点差とされ、変化球主体に切り替えた。さえたチェンジアップで9回2死、増田を左飛に仕留め試合終了。「増田は楽しくやってる雰囲気だった。直球勝負したかったけど、無理せずチームのために」と徹した。

 次戦も強豪の広陵で、息つく暇はない。もっとも「目標は日本一」と強調する川端は「最後は日本一の監督に。それが僕らの強い思い」と勝つ気満々だ。 (森 淳)

=2017/08/12付 西日本スポーツ=

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