ホークス松本裕、最短タイKO 4回3失点

西日本スポーツ

 3年目右腕は浪速のタカ党に白星を贈れなかった。久々の先発で4回を5安打3失点。松本裕は5回すら任せてもらえず、先発では自己最短タイで降板した。「良くない要因は一つじゃないと思うけど、結果を全然出せない」。6月を最後に白星から遠ざかる中で今季4敗目。表情は険しい。

 京セラドーム大阪ではプロ初登板。強力な西武打線を救援で2度抑え、7月31日の日本ハム戦以来の先発をつかんだ。ただ、リリーフではできていた「強く腕を振る」投球が影を潜め、序盤から球が浮いた。

 初回2死三塁では中田に初球のスライダーを左前に運ばれて先制された。4回は先頭田中賢への四球から1死二塁とされ、太田にフォークボールを痛打された。前進守備の外野の頭を越える適時三塁打。犠飛も許し、この回だけで2失点を喫してお役御免となった。工藤監督は「ボールがなかなか低めにいかなくなって、浮いてきていた」と降板のタイミングを説明した。

 北九州、東京、大阪と、ヤフオクドーム以外での「鷹の祭典」に全て先発したが白星なし。右腕は「いいボールと悪いボールがはっきりしていた。先頭打者を出してからの失点だし、ピンチでの制球力が悪い」と悔しさを隠せない。

 日本ハム戦の先発は、5月27日のプロ初先発を含めて4度でカード別最多。対戦機会が多いだけに相手球団内のデータが増えている。自分の課題について「1軍のバッターと何度も対戦する中で、ピンチでどういう投球ができればいいのか」と受け止めた。

 9月に入れば、最長でも4連戦と試合間隔が空く。左肘手術を受けた和田の復帰も迫っている。倉野投手統括コーチは、松本裕について「中継ぎで出せていたものが先発で出せていない。それも含め、今の彼の実力なのかな…」と首をかしげた。次回先発があるかは未定だ。 (谷光太郎)

=2017/08/15付 西日本スポーツ=

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