ホークス三たび首位陥落 「鷹の祭典」最終戦で負け

西日本スポーツ

 ブーブー! また2位に逆戻りですねん!! 「鷹の祭典」の今季最終戦で敗れた工藤ホークスが、今度は三日天下で首位陥落だ。前身の南海時代の本拠地大阪での一戦とあって、酒井藍ら吉本新喜劇の人気メンバーが試合前イベントを盛り上げたが、投打ともに後手に回って連勝は4でストップ。試合のなかった楽天にマイナス1ゲーム差で首位を譲り、ソフトバンク通算1000勝もお預けになった。

 ■5安打1得点

 試合開始前には明るい笑い声が響いた京セラドーム大阪が、最後はため息に包まれた。大量6点差を追いかける9回の攻撃も、あっさりと終了。借金を30以上も抱える日本ハムに完敗し、11日に返り咲いたばかりの首位の座から、今度は「三日天下」で陥落した。

 「負ける時はこんなもんだからね。負けた時は潔く次に向かって進んでいくということ。明日もゲームがあるんで。しっかり切り替えて」。下位相手の大敗に悔しさを通り越したのか、試合後の工藤監督は自らに言い聞かせるように前向きな言葉を繰り返した。

 前身の南海時代の本拠地、大阪のファンにとっては寂しすぎる試合内容だった。この日の観衆はほぼ満員の3万5961人。今季最終戦だった「鷹の祭典」は、大阪でも4度目の定着したイベントとなり、客席は赤いストライプのユニホーム一色で埋まった。

 試合前のイベントでは吉本新喜劇の「ブーブー。私、人間ですねん」が持ちネタの酒井藍、未知やすえらが登場。ナインがベンチ前で素振りをしていると、未知がおなじみのキレキャラで「おまえら練習しとんのかい。人がネタしてる時に」とたんか。柳田にも「東京ドームでは桐谷美玲ちゃんに熱心に教えてたのに(酒井)藍ちゃんとこはのぞきにもこんかったな」と鋭い突っ込みを入れた。

 13日まで4連勝中だっただけに、イベントを笑顔で見守った一塁ベンチだったが、試合では最後まで笑みはなかった。得点は、2回に上林の内野ゴロの間に挙げた1点のみ。相手先発の村田が脚をつり4回で緊急降板する“追い風”も生かせず、全て単打の5安打しか放てなかった。

 最近5試合は4勝1敗ながら、5戦連続で5回以降は無得点。打線の元気のなさは心配だ。「選手はとにかく一生懸命やってくれている。今まで通りやってくれればいい」。工藤監督は冷静に話したが、試合がなかった楽天と順位が入れ替わり、マイナス1ゲーム差で追う立場となった。

 連勝は「4」で止まり、ソフトバンク通算1000勝もお預けになったが、前を向いて戦うしかない。試合後、首脳陣は真砂を降格させ、きょう15日に江川を1軍に昇格させることを決定。シーズンも残り37試合。もうBクラスからの取りこぼしは厳禁だ。 (倉成孝史)

=2017/08/15付 西日本スポーツ=

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