森効果出た 西武今季最多17点

西日本スポーツ

■7番DHで先発

 代名詞のフルスイングで期待に応えた。初回に2点を先制し、なお2死一、三塁。3月に負った左肘頭(ちゅうとう)骨折から今季初昇格初先発の第1打席で、森はコラレスの初球の150キロを捉えた。「初球からフルスイングすると決めていた」。快音を残した打球は中前適時打となった。

 4点リードを追い付かれた直後の4回には、高めの直球を左中間に運ぶ勝ち越し2点三塁打。復帰戦で2安打3打点の活躍だ。森の復帰で打線はより破壊力を増し、6回には四球の森を挟んで山川、永江、外崎で計3発。今季チーム最多の17得点だ。辻監督は「森は高校時代から大舞台を経験しているだけあって雰囲気を持っている。打線の厚みという点でありがたい。相手にも恐怖になる」と目を細めた。

 森のリハビリは右腕より一回り以上細くなった左腕の強化に重点を置いた。短いマスコットバットを発注し、左腕だけで黙々と振り込んだ。「全力で野球ができず、情緒不安定にもなった」と振り返るが、インパクトの瞬間に打球を押し込むパワーを地道な努力で取り戻したことは、力強い打球で証明された。

■楽天と4・5差

 試合前にスタメンが発表されると、球場が大歓声で揺れた。お立ち台では、さらに大きな声援で出迎えられた。「結果が出たので苦しい時期もいい期間になったと思う」。チームは3連勝で今季最多の貯金20に到達。2位楽天には4連勝で4・5ゲーム差に迫った。終盤戦で帰ってきた“切り札”が、大逆転Vへ突き進む獅子を加速させた。 (松田達也)

=2017/08/16付 西日本スポーツ=

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