ホークス・バンデン本拠地13連勝

西日本スポーツ

■オリ戦無傷9連勝

 ヤフオクドームの勝利の女神は、やはりバンデンハークを愛している。6回までは被安打2、無失点。4点リードの7回無死二塁から西野、伊藤に連続被弾して1点差に迫られたところで降板したが、今季11勝目を挙げた。来日からのヤフオクドームでの連勝記録を13に更新。オリックスには通算9戦9勝と、圧倒的な好相性を存分に発揮した。

 ベンチで試合を見届けた右腕は「救援陣のためにも7回を投げ切れれば良かったんだけど」と反省した上で「チームとしていい勝ち方ができた。(ソフトバンクとして)1000勝をできたことはうれしい」とほっとしていた。

 石川と火曜、水曜の順番を入れ替わる形で、今季初の中5日で登板。カード初戦に安定感がある先発を配置した首脳陣の期待に、バンデンハークは投球で応えた。立ち上がりから最速154キロの真っすぐが走る。3-0の3回2死から連続四球と暴投で二、三塁にされたが、マレーロをナックルカーブで空振り三振。後味が悪い降板でも、クリーンアップを無安打に抑えて大けがを防いだ。「調子は良かった。中5日でも問題なく投げられた。7回も特に疲労はなかった」。6回0/3を5安打3失点の内容に手応えを感じた。

 大好きな本拠地での登板は7月18日の西武戦以来4週間ぶり。その間、3カード続けてビジターで戦った。前回登板の9日のロッテ戦(ZOZOマリン)で来日3年目で初の2桁勝利をマーク。福岡の自宅で待つアナ夫人へテレビ越しに感謝の言葉を贈った。遠征から帰ると夫人の手料理が待っていた。「特別なお祝いはしていないよ」と笑いつつ「家が一番」。この試合は、スタンドから“女神”が声援を送ってくれた。

 工藤監督が「自分のいい感じの時のフォーム、自分の中でしっくりくるものが、ずっと同じ状態できている」と認めるほど、夏場でも状態は上がっている。バンデンハークは「まだまだ上がると思う」と予告。背番号44がペナントへのけん引役になる。 (谷光太郎)

=2017/08/16付 西日本スポーツ=

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