イヌワシキラー ホークス柳田が撃つ

西日本スポーツ

■コボパで打率4割弱

 イヌワシキラーの4番ギータのバットで首位固めだ! 3・5ゲーム差で迎える2位楽天との3連戦のキーマンは柳田だ。今季楽天戦は4割超と相性抜群。奪首を狙って岸、則本の二枚看板を並べるが、両右腕も全く苦にしていない。内川の離脱後、4番の姿もなじんできた男のフルスイングで、イヌワシをカモにする。

 ライバルの待つ仙台へ乗り込む前の福岡空港。柳田は高谷とともに、タブレットで流れる楽天対西武の映像に夢中になっていた。待ち時間に相手のデータをインプット。決戦を前に着々と準備を進めていた。

 「大事な試合だと思うし、もちろん勝ちたい。だけど、こればかりはやってみないと分からんので」。冷静だが、一選手として、主砲として試合の重要性は十分に分かっている。

 今季楽天戦は打率4割4厘とめっぽう強い。Koboパークでも打率3割9分3厘とハイアベレージ。その存在が楽天投手陣を震え上がらせ、15試合で18四球。出塁率は5割6分1厘まで跳ね上がる。1戦目先発の岸に対し今季は3割6分4厘(11打数4安打)、2戦目の則本に対しては4割2分9厘(7打数3安打)をマーク。「あんまりいい感じというわけでもない」と言うが、期待せずにはいられない。

 敵地で岸と前回対戦した7月27日は、内川が左手親指骨折で離脱し4番に座った試合だ。4回無死一塁、直球を力で中前に落とし、2点先制につながる仕事を果たした。そこから、18試合連続で4番に座り続ける。その間の打率は2割9分5厘ながら「やることは変わらない」と持ち前のフルスイングを続け、数字以上のインパクトを与えている。

 8月はチーム打率2割3分2厘で1試合平均4得点と、打者有利とされる夏場に打線は湿りがちだ。それだけに、藤本打撃コーチは4番のバットに期待する。「とにかく、柳田の前にどれだけ走者を出せるか。(岸、則本に対しては)3番に出塁率の高い晃(中村)を置く」。全幅の信頼を得るギータが、迫り来るライバルを振り払う。 (鎌田真一郎)

=2017/08/18付 西日本スポーツ=

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ