ホークス東浜、千賀、武田 楽天封じ

西日本スポーツ

 20代右腕トリオで首位固めだ-。18日からの2位楽天との首位攻防3連戦(Koboパーク宮城)に、リーグトップタイ12勝の東浜巨(27)、10勝の千賀滉大(24)、昨年まで2年連続2桁勝利の武田翔太(24)が先発する。3人の同一カードそろい踏みは今季初めて。次代のエースを狙う若手が、強力打線を擁して岸、則本のダブルエースを立てるイヌワシを封じ、チームを頂点へ加速させる。

■今季初のそろい踏み

 立秋を過ぎても、福岡の街に降り注ぐ日差しはまだまだ熱い。ヒートアップ間違いなしの首位攻防3連戦を前に、ヤフオクドーム近くの公園で先発陣が調整。偶然居合わせたファンに見守られながら、ダッシュを繰り返した。

 のどかな雰囲気の練習を終えると、18日の第1ラウンドに先発する東浜は、一気に表情を引き締めた。「ここからは結果が大事になる。しっかり集中してやっていく」と言い切った。

 プロ5年目の今季、12勝でチームの勝ち頭だ。普段より長い中7日。安定感を買った首脳陣にカードの初戦を託された。「(楽天)打線はけがをした選手が復帰して元の形に戻っている。一人一人全力でいかないと」。故障離脱していた茂木、ペゲーロが復帰した打線を警戒。投げ合う相手は岸だが「対戦するのは打者なので」と意識しない。厳しい戦いを制して、千賀、武田にいい形でバトンを渡す意気込みだ。

 3連敗すれば首位から転落する3連戦。東浜、千賀、武田の20代トリオの同一カードそろい踏みは今季初だ。工藤監督は球団最年長で開幕勝利を挙げた和田を「チームのエース」と評した。和田が不在の今、互いに刺激し合う3人の右腕は次の「エース」を奪い取らなければいけない立場。その3人が非常に大事な3連戦で結果を求められる。

 千賀は左背部の張りなどで離脱したが今季10勝。育成選手出身で初の2年連続2桁勝利を挙げた。19日の2戦目では3月のWBCで共闘した相手エース則本との投げ合いが待つ。20日に先発する武田は右肩炎症で長期離脱した上、復帰後も本来の投球ができず4勝止まり。ただ現在の1軍先発陣で最多の通算46勝を誇るだけに、ここで実績を発揮したい。

 20代先発トリオについて、工藤監督は「彼らには常に、ホップ、ステップ、ジャンプと言ってある」と段階を踏んでの成長期とみている。監督就任後、投球内容に限らずトレーニング面も含め指導してきただけに「彼らが安定してくれれば、ね」と期待は大きい。秋の気配も漂う仙台で、20代トリオが火花を散らせば、チームの首位固め、さらに独走も見えてくる。 (谷光太郎)

=2017/08/18付 西日本スポーツ=

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ