ホークス石川50日ぶり復活5勝

西日本スポーツ

■7回3安打0封

 怖い顔ぶれが並ぶ西武打線を圧倒した。7回を3安打無失点。50日ぶりの白星となる今季5勝目で、石川が復活の確かな手応えをつかんだ。「この試合に懸ける気持ちは大きかった。後がないという危機感を持って臨んだ」。乱調続きの投球に別れを告げた。

 22日のバンデンハークと同じく西武に三塁を踏ませなかった。4回は1死から3番浅村に二塁打を浴びたが、4番山川を空振り三振、5番森を一ゴロと簡単に料理。「真っすぐはまだいいときの7割くらいだけど、変化球はある程度投げられた」と振り返った。

 最速149キロをマークした快速球に加え、変化球の精度も戻ってきた。前回登板までの3試合は計14四死球を与えたが、この日は2四球。7回で球数は107球、さらに7三振を奪う投球内容に、工藤監督も「リズムのいい投球。もう完全復活というか、いいコンディションに戻ったと思う」と太鼓判を押した。

 7月11日の楽天戦で右手中指のまめをつぶし、投球フォームのバランスを崩した。このアクシデントの影響で球威は落ち、制球も乱れたため、8月から遠投を増やした。全身で投げる感覚を取り戻すためだった。さらに映像でもいいイメージを意識に刻もうとした。

 最近の投球フォームと見比べたのは、プロ初先発で初勝利を挙げた5月31日の中日戦。「フレッシュな体でできていたことが、今はできなくなっていた」。心身ともに復調の手掛かりを探り、西武戦初先発だった今回までに「やれることは全部やった」という。

 「連勝という波に乗れてよかった。チームと心を合わせてやっていた結果だと思う」。この7連勝中の失点は計6点。1試合平均では1点を切る。今季チーム最短となる2時間15分のスピード試合を演出した25歳はホークスのため、そして自分の居場所を守るために結果を追い求める。 (谷光太郎)

=2017/08/24付 西日本スポーツ=

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