ホークス上林「球団最速」GG賞狙う!!

西日本スポーツ

 守備面での成長が著しい上林誠知外野手(22)が29日、高卒選手では「球団最速」となるゴールデングラブ賞(GG賞)の獲得を誓った。今季、高卒4年目で初受賞すれば、2013年の今宮に並ぶスピード受賞。既にパ・リーグの外野手でトップの10個の補殺を記録するなど、「レーザービーム」の評価もうなぎ上り。自己最多の12発を放っている打撃だけでなく、高い守備力もアピールする。

 上林の肩がにわかに注目を集めている。25、26日のロッテ戦では2試合連続で補殺をマーク。本人は「そんなに刺した記憶はないんですけど…。思ったよりはできている」と笑うが、外野手の見せ場ともいえる補殺部門でリーグトップの10個を積み重ねている。

 今季は外野の一角をつかみ、打撃では既に12本塁打をマーク。補殺に代表されるように守備面でも存在感を増している。オープン戦では拙守もあったが、シーズンは無失策。「やっぱり慣れもあると思う」。1軍の緊張感の中でのプレーも成長につながっているようだ。

 今季で高卒4年目。守備のベストナインといえるGG賞を獲得すれば、チームの高卒選手では今宮と並ぶスピード受賞となる。「(授賞式を)ニュースで見ていて、いいなと思っていた。取れたらいいけど、最後まで変な意識をせずにやりたい」と力を込めた。

 上林の「レーザービーム」について、現役時代にGG賞を2度受賞した村松外野守備走塁コーチは「そんなに肩が強いわけではないけど、スローイングの正確性が上がっている」と説明。さらに「状況を把握してプレーができるようになってきた」と評価した。

■シーズン無失策

 守備でも急激な成長を続けている上林だが、課題はもちろんある。村松コーチは「後ろの打球がまだまだ。柳田や中村晃を見習って打球(の落下点)に直線でいけるように」と指摘した。上林も「練習から意識してやっていけるように」と努力を重ねている。

 現在、左手親指骨折で戦列を離れている内川の外野用グラブを試合でも使っている。「内川さんと一緒に戦っているという気持ちもある」。今春のキャンプ中に受け取り、自身のグラブのひもが切れたこともあり、「師匠」の離脱と同時期から使用しているという。

 初めて1軍でフルに戦っているレギュラーシーズンは残り26試合。自身初の規定打席到達まであと74打席に迫っており、「そこはクリアしたい」と強調した。1年間戦い抜いた末の勲章に向けて、打撃でも守備でもアピールを続ける。 (小畑大悟)

=2017/08/30付 西日本スポーツ=

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