工藤ホークス30日にもM18 ホークス○楽天●で点灯!!

西日本スポーツ

■旭川での日本ハム戦雨天中止

 まさに恵みの雨! 工藤ホークスが大きな「休息」を手にした。29日の日本ハム戦(旭川)は雨天中止。早朝に北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて政府が全国瞬時警報システム「Jアラート」を作動させたため、北海道旭川市内の宿舎でも警報音が鳴り響き、跳び起きた球団関係者が多数いた。それだけにうれしい中止。今季最後の6連戦は5連戦になり、9月の日程もハードではない。きょう30日にも優勝マジック「18」が点灯。Vへさらに加速しそうだ。

■Vへさらに加速

 午後4時45分。チームが旭川スタルヒン球場に到着した同3時すぎから降り続いていた雨が強くなると、試合中止が発表された。旭川のホークスファンも多く詰めかけただけに心からは喜べないが、選手らは一様にほっとした表情。夏の終わりの「休息」を工藤監督もプラスに捉えた。

 「天気にはかなわないからね。こういう日があってもいい。練習はできたし、選手もリラックスできる。ここまで選手も突っ走ってきたし、いい一日を送ってもらって、また明日から頑張ってほしい」

 V奪還に向けて大きな一日になった。ここまでリーグ最多の117試合を戦い抜き、選手個々の疲労もピークに達している。今週は今季最後の6連戦の予定だったが、この中止で5連戦に緩和された。今回の試合の代替日は決まっていないとはいえ、9月は試合のない日が多く、スケジュールは比較的ゆったりしている。マラソンに例えるならスパートへの準備を整える最後の「給水ポイント」になった。

 加えて早朝にチームを騒然とさせた出来事を試合に持ち越さずに済んだ。中止決定の約11時間前の午前6時2分。北朝鮮のミサイル発射を伝える1度目のJアラートの警報音が、旭川市内のチーム宿舎に鳴り響いた。工藤監督も「何が起こったのかと思ったよ」と驚いて跳び起きたという。その12分後には2度目の警報音がとどろいた。ただでさえ、福岡からの長距離移動翌日。午後3時前後から練習が始まる敵地でのナイターでは、遅くまで睡眠を取って体力回復に努める選手も多いが、この日ばかりはほとんどが早朝からたたき起こされた。

■6時2分警報音

 予期せぬ事態に影響を受けたのはもちろん選手だけではない。福岡に残留している三笠球団統括本部長は、今回の遠征に参加している永井球団統括本部長補佐の元に朝から安全確認の電話。早起きを強いられたこと以外、特に支障はなかったとはいえ、宿舎から球場に向けて出発する際にもチームは普段にはない疲労感に包まれていた。

 いろいろな意味で大きな「恵み」となった旭川の雨。きょう30日にも優勝マジックが点灯する。この小休止で弾みをつけ、頂点まで駆け上がる。 (倉成孝史)

◆きょうタカ○楽天●で優勝マジック「18」

 30日に首位ソフトバンクが日本ハムに勝ち、2位楽天が西武に敗れれば、ソフトバンクに優勝マジック「18」が点灯する。前述の場合、ソフトバンクは楽天との残り7戦全てに敗れても、他の18試合を全勝すれば、楽天が残り試合全勝でも勝率で上回る。

=2017/08/30付 西日本スポーツ=

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