ホークスのバンデン5回3失点降板 ハム戦昨季から5連敗 相性悪い地方球場 来日初スライド

西日本スポーツ

 旭川の夜空に手痛い一発が消えていった。今宮のソロで同点に追い付いた直後の4回。バンデンハークが先頭ドレイクにカーブを捉えられ、来日初アーチとなる左翼席への勝ち越しソロを浴びた。さらに3連打で3点目も献上。5回限りで降板し、8月初黒星となる6敗目を喫した。

 「立ち上がりからバランスが悪く、そのままズルズルいってしまった。フォームを探しながら何とか立て直そうと思ったけどうまくいかなかった。最少失点でいこうと思ったけど、球数も増えてしまったし、もう一つ粘れなかった」

 4連勝中の右腕が立ち上がりでつまずいた。初回先頭の西川に四球。二盗を許すと、続く松本にはあっさりと先制の右前適時打を浴びた。わずか11球で1失点。2回も2四球を与えて2死満塁のピンチをつくるなど、2回までで53球と苦戦の跡が残った。

 「調子自体は悪くなかった。球の走りも悪くなかったんだけど」。バンデンハークにとって“三重苦”のマウンドではあった。苦手の日本ハム戦で、慣れない地方球場。加えて、29日が雨天中止となり来日初のスライド登板だった。

 日本ハム戦は昨年から5連敗。今季は5戦4敗、防御率5・33と相性の悪さが際立つ。地方球場も来日3年目で4戦1勝2敗、防御率5・32。スライドの影響については「準備はしっかりできていた。問題なかった」と否定した。

 東浜に並ぶハーラートップの13勝目はお預けとなったが、悲観はしていない。「何とか(2、4回の)満塁のピンチはしのげたし3点で止められた」。5回103球で降板。次回、中5日で検討されている9月5日のオリックス戦について、工藤監督は「いってもらえるのがベストだと思っている。しっかり考えて答えを出したい」と説明した。ロシア出身のスタルヒン以来となる欧州出身選手の最多勝もまだ射程圏内。偉大な先輩の名の付く球場で喫した黒星を無駄にはしない。 (小畑大悟)

=2017/08/31付 西日本スポーツ=

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