西武・森5打点、金子侑V打 CSへ弾みの劇勝

西日本スポーツ

 執念で奇跡を呼び込んだ。延長10回に1点差を追い付き、なお1死一、二塁。金子侑はサヨナラ二塁打を放ち、チームメートからウオーターシャワーを浴びた。最大7点差からの大逆転でソフトバンクに2試合連続サヨナラ勝ち。金子侑は自身4年ぶり2度目のサヨナラ打に「諦めず、最後まで戦った結果です!」と拳を握って声を張り上げた。

 10回の打席では左腕モイネロが3球投げた後、負傷のために途中交代。右腕寺原に代わると、両打ちの金子侑は打席を右から左に移った。「打席の途中でスイッチしたのは記憶にない」。想定外の事態にも冷静。寺原の151キロを左翼線に打ち返した。

 殊勲打が金子侑なら、チームを鼓舞し続けたのは森だった。初回に和田から2点三塁打を放ち、1点を追う8回には一時逆転の2点三塁打。そして延長10回1死一、三塁で右前同点打だ。自己最多の5打点。「点差があっても絶対勝てる、とベンチで話していた。チームとしても自信になる勝ちだった」とうなずいた。

 この日、辻監督の写真が入ったスティックバットが来場者に無料配布された。辻監督は「(あのまま大量失点で)負けたら、バットを投げられるんじゃないかと心配になった。選手が見事だった」と笑う。客席からの“快音”に乗ったかのように、打線は今季最多の20安打。今季苦戦したソフトバンクを本拠地でねじ伏せた。2位死守、さらにクライマックスシリーズでのタカとの対決へ、大きな白星だ。 (松田達也)

=2017/09/19付 西日本スポーツ=

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