ホークス、CSへ和田隠し 23日から楽天3連戦

西日本スポーツ

 イヌワシに“和田隠し”だ。左肘手術から復活した和田毅投手(36)が、中7日で26日のロッテ戦(ヤフオクドーム)に先発することが22日までに決まった。前回は19日の西武戦で先発。中6日なら25日の楽天戦(同)だが、摂津が1軍に合流したことで和田は千賀とともに中7日に変更された。摂津のテストに加え、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで対戦の可能性がある楽天に和田を見せない狙いもありそうだ。

 圧倒的な強さでペナントレースを制した工藤ホークスが、日本一奪回への“布石”を打った。2軍調整をしていた摂津が先発陣に合流。きょう23日からの楽天3連戦の先発は、東浜、摂津、千賀の順番となった。3戦目の先発とみられた和田は、続く26日のロッテ戦へ。楽天に対する“和田隠し”の策だ。

 「投げない、見せないで済むのなら、そちらの方が良い」。倉野投手統括コーチは、和田の中7日起用の意図を説明した。5月下旬に左肘手術を受けた和田は、8月27日に1軍復帰後は4戦2勝。復帰から20イニング連続無失点の離れ業を演じ、CSでの先発に内定した。

 今季の楽天戦登板は今月3日の一戦だけ。7回を3安打無失点で、相手エース則本と白熱の投げ合いを演じた。楽天打線を切れのある真っすぐ主体に抑え込み、1-0のサヨナラ勝ちにつなげた。今回、摂津が加わったことで、和田が楽天打線に再戦の機会を与えることがなくなった。

■26日ロッテ戦へ

 和田は前回登板だった18日の西武戦では5回を8安打、今季ワーストの5失点と打ち込まれた。翌19日の練習ではネットスローを繰り返すなど修正に余念がなかった。倉野コーチも詳細は明かさなかったが「(打たれた)原因ははっきりしている。もう心配ない」ときっぱり。ポストシーズンへの不安材料にはなっていないようだ。

 22日の練習を終えた和田は、プロ入りを表明した清宮について「あれだけのバッター。プロに直接行くと思っていた」と語った。系属校の早実から母校の早大に進学する可能性もあったが、和田は「もったいないよ。遠回りする必要はない」と決断を“支持”した。プロの世界で多くの実績を挙げてきた左腕は、ポストシーズンを見据えて牙を研いでいく。 (谷光太郎)

=2017/09/23付 西日本スポーツ=

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