ホークス武田 失意のまま終わらない CS先発5番目の椅子へ28日西武戦で最終テスト

西日本スポーツ

 武田翔太投手(24)が28日の西武戦(ヤフオクドーム)で、クライマックスシリーズ(CS)の先発入りに向けた“最終テスト”に臨む。前回登板の21日の日本ハム戦では、4回2/3を被安打6、6失点の乱調。連続KOとなれば、CSでの先発5番手の椅子はつかめない。2012年の入団以来、チームのCS進出時は毎回先発機会をつかんできた右腕が、崖っぷちのマウンドに立つ。

 失意のまま、プロ6年目のシーズンを終わりたくはない。長く右肩痛に苦しんだ今季。ポストシーズン登板の可能性をつなぐには、武田は次のハードルを文句のつけようがない形で乗り越える必要がある。28日の西武戦はレギュラーシーズン最後の先発になる見通し。CSでの先発機会確保の“最終テスト”になる。

 27日の全体練習を終えた武田は「結果的に(CSの先発枠に)入り込めるようにしたい」と決意を新たにした。「タイミングやリズム感の修正はしっかりとやってきた。しっかりと自分のピッチングができるようにしたい」

 前回登板が痛かった。大谷との投げ合いだった21日の日本ハム戦で4回2/3を6失点。5回を投げ切るまであと1死での降板は今季5度目だ。工藤監督は「いいときばかりではない。そういうときに、次どうするかってところも見てみたい。もう一回先発の機会を与えて、CSに向けて最終的に判断したい」としていた。

 首脳陣は最大6試合のCSファイナルステージを先発5人で回す方針。和田、バンデンハーク、東浜は“当確”で、千賀も有力視されている。一方で5人目を巡る争いは激しい。長く2軍調整を続けた摂津が24日の楽天戦で6回0/3、2失点の好投を見せた。首脳陣は他にも中田、石川の起用を検討している。倉野投手統括コーチがあらためて「明日の登板は大事になる」と強調するなど、武田にとって嫌でも緊張感が高まる一戦。CSで対戦する可能性がある西武を封じられれば、格好のアピールになる。

 ルーキーイヤーの2012年に8勝を挙げた武田は、チームがCSに進めば毎年先発機会をつかんできた。CSに限れば4戦3敗だが、日本シリーズは1完投を含めて2戦2勝。「(ポストシーズンは)弱くはないと思う」と自負する。今季はここまで5勝で、昨年に続く2桁勝利は絶望的。ポストシーズンでもうひと働きするため、目の前の獅子を全力で狩る。 (谷光太郎)

=2017/09/28付 西日本スポーツ=

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