ホークス武田CS5番手当確 工藤監督「球の力もあったし最後まで落ちなかった」

西日本スポーツ

■粘投で6勝

 クライマックスシリーズ(CS)の先発5番手争いで、武田が実質的な当確ランプをともした。7回途中4失点で今季6勝目。試合後の工藤監督は「実戦で感じをつかんでもらうために、もう1回いってもらおうと思う」とCSを見据えた登板プランを明かした。

 初回に「コントロールミス」と認める1球で、山川に2ランを浴びた。内角を狙った直球が真ん中に入り、8月6日の3ランに続く一発を許したが、その後の3イニングは得点圏に走者を背負っても粘った。5、6回は三者凡退に抑えるなど、復調の兆しを見せた。

 7回は四球と単打で無死一、三塁として降板。救援陣も踏ん張れずに、この回に3失点。今後への反省点も残っただけに、試合後の「ホッとしたか」という問いには、通算13勝2敗となった西武キラーは控えめに「だいぶ、だいぶですね…」と答えるにとどめた。

 6日のオリックス戦で今季初完封を飾りながら、21日の日本ハム戦では4回2/3を6失点。「とにかくシンプルに。自分のリズムをつくって、投げ急がずにしようと」。今回登板までの間、本拠地のスコアラー室で倉野投手統括コーチとフォームの修正点を探った。

■次戦ラス投

 その成果もあり、工藤監督は「球の力もあったし、最後の方まで落ちなかった。自分の中でしっくりきているんじゃないかなと思う」と評価。ためをつくり、全身を使って投球に入る流れを体に染みこませた右腕も「いい形は出てきたと思う」とうなずいた。

 16日にリーグ優勝が決まった後、16勝でチームの勝ち頭の東浜が腰の張りで出場選手登録を抹消。千賀も大量失点を喫するなど、先発陣も不安を抱えている。今季は右肩痛にも悩まされて6勝にとどまっているが、実績のある武田に寄せる首脳陣の期待は大きい。

 2012年のルーキーイヤーから、武田はチームがCSに進出したシーズンは常に先発の機会をつかんできた。今回もその道がくっきり見えてきた。「CSがあるので。どんな形になるか分からないけど、任された場所でしっかりと投げたい」と決意を新たにした。 (谷光太郎)

=2017/09/29付 西日本スポーツ=

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